追憶の詩 (C・NovelsFantasia く 2-6 魂葬屋奇談)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 121
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125010250

作品紹介・あらすじ

「お前たち、魂葬屋なのか?」通り魔が頻発する地区で、深波は使い魔を連れた男女に出会った。とっさに発した問いに答えはなく、話を聞いた時雨からは、死にたくなければその場所には近付くなと警告されてしまう。まともに受け取らなかった深波だが、翌日そこで異形のものに襲われ、絶体絶命のピンチに。こいつが通り魔なのか?そして謎の二人組の正体は…!?好調オカルト・ファンタジー第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 【図書館本】序盤の日記から物哀しい雰囲気だったのはユキとミナミの微妙な空気が作り出したのか……? どれがユキだろう? と日記を読んでいたのに本編と絡まなくて肩すかし。なぜ冒頭に持ってきたのか……? 始末屋というネーミングは苦手。そしていくら人材不足・貴重な人材といえど、適正ってあると思うんだ。……あと、連夜さんは? と色々モヤモヤの残る巻。余話は切ないけど好きな感じ。

  • ミナミ&始末屋二人の成長物語。
    始末屋の女の子、恐怖を克服。

  • 魂葬屋奇談、第4巻。

    魂葬屋に死に神に加え、新たに始末屋という職業が増えました。
    登場人物がどんどん増えて、しかもそのキャラが濃くて面白くなってきました。

    ミナミの兄の過保護っぷりも素晴らしくて、ミナミの苦労が目に見えるようでした。

  • このシリーズは新しいキャラが登場すると前回までのキャラでも結構バシバシ淘汰されていきますね~~~
    今回は始末屋が登場。新人始末屋の流と鈴女。それに遊李(先生)登場。そして先輩の鳴砂。
    新人始末屋同士&新人と先輩と、それぞれに問題があるんだけどやっぱりミナミは巻き込まれます。今回はユキはなんかちょっと蚊帳の外(準主役級なのに!)そんな中で鴉なのに癒し系な伊知・・・
    さすがに今回は命のキケンがあり、皆がミナミを止めるがミナミは始末屋に協力。ミナミとユキの関係もユキの過去の件に関してちょっと微妙に・・・
    面白かったけど、キャラ的には前回の千早&胡白さんには敵いませんが。すでに立夏とかは影も形もない・・・

  • 世津さん好きよ。
    涙ちょろりーですよね。(またですか)

  • 四冊目。
    なぞ、というか物語の流れに深みが出始めてます。

  • 「始末屋」の登場。相変わらず、関わってしまう深波ですが、今回はちょっと積極さが増してます。そういった変化が楽しい。屍人の出現により、オカルトちっくな雰囲気も漂ってますが。

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著者プロフィール

九条菜月
八月一一日生まれ。『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー。
主な著書に「ゆら心霊相談所」「洋菓子店アルセーヌ」「私の彼は腐ってる」シリーズがある。

「2023年 『華国神記3 終わりし神の残影に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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