遥かなる虹の大地: 架橋技師伝 (C・NovelsFantasia あ 3-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125010816

作品紹介・あらすじ

架橋技師-"歌"で彼方と此方を繋ぐ者-は、いくさの最前線に立ち、自軍を敵地に誘導する橋を架ける。伝説の六色技師だった師に憧れ、人々を幸せにするため架橋技師になったフレイ。だが戦場で「白い悪魔」と罵られ、架橋の技は不幸をも招くという現実に打ちのめされる。心の整理もつかないままに相棒のアリューシャ、守護騎士レオと次なる戦地に赴くが…。第5回C★NOVELS大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 架橋技師の話。

  • 《古縞》
    自軍を敵地に運ぶための橋を〈歌〉で架ける架橋技師。伝説の六色技師である師を持ち、若くして三色技師となった少年フレイは、戦に協力するという罪悪感を抱えながらもエラトリア帝国軍に従軍していた。相棒アリューシャ、守護騎士レオとともに次の戦地へと赴くが……。

    第5回CNOVELS大賞受賞作。

    架橋技師っていう設定が面白い!
    要は魔法のようなもので橋を架けるわけなのだけど、扱う素材によって難易度が違って、扱える素材の多さによって階級みたいなものが決まるみたい。
    三色技師=木、石、土が使える、って感じ。
    でも、最終的にはこの技術の転用でなんか異世界の物を引っ張ってきちゃったっていうのがなんだか唐突だった。
    第七の素材とかものすごく気になったんだけど、話に絡まってこないし、章の頭に説明入れた意味がない。
    折角架橋技術っていう面白い題材があるんだから、それをじっくり味わいたかったなー。

    キャラクターに関しては個性というよりも関係性が良かった。
    ちょっとツンツンな美少年と、相棒の美少女と、親友の守護騎士の男の子、ベタだけど良い。
    アリューシャの正体がわかった時の反応とか可愛いです。
    レオのそれは恋っぽいね!とか。
    もう少しそれぞれに強力な個性があれば素敵。特にアリューシャ。

    もっと派手に読みたい、そんな一冊でした。

  • 自軍を敵地に運ぶための橋を〈歌〉で架ける架橋技師。伝説の六色技師である師を持ち、若くして三色技師となった少年フレイは、戦に協力するという罪悪感を抱えながらもエラトリア帝国軍に従軍していた。相棒アリューシャ、守護騎士レオとともに次の戦地へと赴くが……。

    第5回CNOVELS大賞受賞作。

    架橋技師っていう設定が面白い!
    要は魔法のようなもので橋を架けるわけなのだけど、扱う素材によって難易度が違って、扱える素材の多さによって階級みたいなものが決まるみたい。
    三色技師=木、石、土が使える、って感じ。
    でも、最終的にはこの技術の転用でなんか異世界の物を引っ張ってきちゃったっていうのがなんだか唐突だった。
    第七の素材とかものすごく気になったんだけど、話に絡まってこないし、章の頭に説明入れた意味がない。
    折角架橋技術っていう面白い題材があるんだから、それをじっくり味わいたかったなー。

    キャラクターに関しては個性というよりも関係性が良かった。
    ちょっとツンツンな美少年と、相棒の美少女と、親友の守護騎士の男の子、ベタだけど良い。
    アリューシャの正体がわかった時の反応とか可愛いです。
    レオのそれは恋っぽいね!とか。
    もう少しそれぞれに強力な個性があれば素敵。特にアリューシャ。

    もっと派手に読みたい、そんな一冊でした。

  • レオのキャラクターが殆ど描かれていないからフレイの護衛を買って出る流れがどうにも腑に落ちない(´・ω・)
    キャラや展開がファンタジーのテンプレ通りに思えて、橋以外にももう一捻り欲しい感じ。
    タイトルの虹の大地はどこを指してるんだろう?

  • つまらなくはないんだけど・・・うう~ん、って感じです。

  • 第5回C☆NOVELS大賞 大賞受賞作
    魔法で橋をかけるという設定がとてもユニークで面白いと思って。
    いろいろと設定がつくりこまれていてよかった。
    師匠の存在もいい感じ。完璧ヨーダとルーク。
    しかもレイア姫も登場するし(笑)。そうきたか、って感じ。
    あと、リシュリュー枢機卿も登場してたなあ(笑)。憎たらしくも存在感がある、敵というかなんというか、という存在。スパイスがきいてていい感じ。
    敵国との戦いのあたりはいまいちよく分かんなかった。その戦いをクライマックスとするには、全体のバランスが悪く、前半はプロローグのオンパレードという感じで、設定が開示されるばかりでストーリーが全然進んでないように感じたし、戦いはそんなに重要なことではない感じ。
    ドジな同僚の女の子も、ラノベらしくするために、とってつけたような印象。あの性格設定は必要だった?
    あと、やたらと登場人物が多い上、名前に特徴がなくて、覚えづらく、いちいち登場人物紹介に戻って、本文を読まなきゃいけないストレスがあった。性格設定からイメージしやすい名前にしてほしかった。
    細かいことをつきつめると、気になることもたくさんあるけれど、物語を書こうとする意志みたいなのは伝わってきて、新人さんらしい作品かな。
    嫌いじゃないです。

  • 最初に読み始めたときのイメージと最後のオチが随分と違ったので、ちょっと驚いた(笑)。
    まさか、黒いうねうねが出てくるとは思わんかったさ。
    耳慣れない語句に最初は戸惑うけど、それに慣れてしまえば割と楽しめるかも。

  • 2010/12/24読了

  • 橋が重要なアイテムになるファンタジー。
    もっと突っ走ってもよかったなぁと思う。
    でも、途中に挟まれた素材についての蘊蓄とか、とても楽しかった。

  • 全体を通して若いなあ(主人公が)

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