鋼鉄の海嘯 - 欧州解放 (C・Novels 55-64)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125010908

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    やはり最後は大和による艦隊決戦で締めだったね。
    欧州派遣の役割がイギリス海軍の最新鋭戦艦を吸収したドイツ海軍に対抗するためだったから当然なんだけど、やはり戦艦同士の砲撃戦には熱くなる。それにしても相手が想像を上回っていたのには驚いた。
    それにしても敵も味方も酸素魚雷を決戦兵器として使用しているのは日本の国際関係の移り変わりを如実に示していて面白かったな。
    エピローグは裏主人公のザンギエフで締めくくられたけど、その前に登場人物がはなしていた戦後もなかなか興味深い。ソ連が崩壊済みだから、冷戦崩壊後のアメリカ一極の世界がいち早く訪れるわけだけど、技術発展はどうなるのだろうか。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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