蓮華君の不幸な夏休み3 (C・NovelsFantasia う 2-9)
- 中央公論新社 (2011年11月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125011660
作品紹介・あらすじ
ツバメの正体が「人間」だと発覚したが、謎は深まる一方だった。第一、キイとなるべき鍵堂(!)の行方が皆目わからない。断絶された状況を動かしたのはラスボス・日下部明日香の電話であり、ツバメに甦った記憶だった。
感想・レビュー・書評
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相変わらずの回転の速い軽口が炸裂しているが、いささか飽きてきたかなあ。肝心の物語の方も、結局はどうバトルして勝ち切るかというところなんだよなあ。ワンパターンと言えばワンパターン。蓮華の中にいるツバメの正体が分かってしまって、その鍵堂との対決に終始する。
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ようやく3巻が読めた。強面な顔に似合わず男らしく優しい蓮華に憧れます。あそこまで割り切って考えられるようになりたい。
さてさて、4巻が最終巻とのことですが、どうなるのかすごく楽しみです。 -
ツバメの正体は鍵堂という人間だった。
その鍵堂は、人食い人間(中身は獣。犬?)と化していた。
タトゥ同士を合わせることで、ツバメが鍵堂に入ることが出来た。そんなことができるんや!
こういう設定は、よーわからんかった。
お互いが契約者となっているから、だとか。いまひとつわからん。 -
正体が人間。
では一体、どこの『人間』という疑問がぐるぐると。
敵味方、むしろスパイも入り乱れ。
やっと鍵である人物を特定できたと思ったら
ものすごい状態に陥ってますし…。
これは客観的に見てもどうしても、自分だったらうわぁ…で
終わらせられるといいな、という希望的観測が。
今回微妙グロテスク…。
転がってきたチャンスを、誰が掴むか。
誰が主導権を握るか。
もうその権利も二転三転ごろごろと。
かと思ったら、結局すべは彼女の上?
やっと日常に戻ったのかと思ったら…。
いや、最後にやっちゃった事だけは
想像してはいけないものでした…。
痛いといかいう問題じゃない。
人に嫌がらせと報復をしようと思えば
何でもできるものです、人間。
多分、そういう話では、ないですがw -
ついにツバメの正体もわかり、今後の展望も見えてきたカナ?というところ。まー、4巻で終わりなら次で終わりってことなんでそんなもんでしょうな。
だんだん、戸浪とか三枝との関係がわからなく・・・。どんな取引したんだっけ???と思いながらも読みましたが。
そして、ツバメと蓮華も離れて、蓮華はついに最強の力とオサラバ・・・?という感じで。
キャラの掛け合いが楽しい小説なので、いっそムダ話ばっかりしててくれても構わない(笑)