その背に咲くは水の華 - ヴィレンドルフ恋異聞 (C・NovelsFantasia な 1-8 ヴィレンドルフ恋異聞)
- 中央公論新社 (2011年11月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125011776
作品紹介・あらすじ
会社を馘になり、恋人に裏切られ、家族に見捨てられ、最後は下水に流された普通のOL未緒。目を開けると言葉も通じない謎の集団に囲まれていた。そのまま奴隷市で金持ちに売られ、虐待まがいの扱いと理不尽を耐えしのぶが、ある日ストレスが爆発!主人に逆らい、半死半生で放逐された。紆余曲折のすえ未緒は、顔だけは美しいが、皮肉屋で偉そうな冷血な青年に巡り会う。それは次なる試練の始まり?それとも…。
感想・レビュー・書評
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どう擁護されようとも、私には父親はクズにしか見えなかった。
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2015-05-09
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普通のパッとしない女の子、未緒が異世界に落とされる。
未緒、いろいろあって水の司という、その世界での一種の権力者になる。
もといた世界から離れて、冷静に今までの自分が見えてくる。唯々諾々と従うだけで、自分の意見を言わなければ、お互いがつまらない。
まあ、ありがちな設定だけども、未緒の成長がほほえましい。 -
まぁ、もうなんというかありがちなファンタジーです。間違いなく。
暴君の父とケンカして家を飛び出し、気づいてみれば異世界で、言葉はわからないし、売られて下働きにされるし、苦労することばかり。
そんな時出会った主従に目敏いところを見込まれて、旅に同行するが、主人のエアリスはこれまた暴君(とはいえかわいいもんです)従者のセドリクはいい人で庇ってくれたり・・・。
そんなこんなでこの世界では水の覇権を争ってるところで、「水の司」と呼ばれる一番エライ人が実はミオだったと言う・・・ありがちなね!!
ちょっと意地悪だけど、いざというとき守ってくれる彼・・・とかね!ありがち~。 -
そういえば「翡翠の封印」もあまり合わなかったんだよな。と、読んで思い出した。全3巻を1巻だけで評価するのはアレだけど、男性キャラに生きてる感が感じられない…
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半分まで主人公がひどい目に遭いすぎていて可哀想でした。読んでいて気持ちが重くなりました。
そもそも二段で書かれているので、読む前に尻込みしてしまいました。
登場人物の絵と名前が最初に載っていないのでイメージしずらく、後に出てくる父親の気持ちうんぬんも納得できませんでした。
よくわからないうちに読み終わってしまったので、読みごたえがありませんでした。それでも最後まで読めなくもなったのと、絵が可愛かったので★2つ。
もう一回読もうとは思いませんでした。 -
あとがきによれば、ハーレムもの…ハーレムねぇ…
1巻かけて背中に水の華を咲かせてハーレムの主にはなったけど、かなり大変そうなハーレムだな。 -
会社を馘になり、恋人に裏切られ、家族に見捨てられ、最後は下水に流された普通のOL未緒。目を開けると言葉も通じない謎の集団に囲まれていた。そのまま奴隷市で金持ちに売られ、虐待まがいの扱いと理不尽を耐えしのぶが、ある日ストレスが爆発!主人に逆らい、半死半生で放逐された。紆余曲折のすえ未緒は、顔だけは美しいが、皮肉屋で偉そうな冷血な青年に巡り会う。それは次なる試練の始まり?それとも…(「BOOK」データベースより)
異世界に迷い込んだヒロインは特別な力を持っていたりするものですが、今回も例にもれず、国を救うレベルの力を持っていた模様。
設定はベタですが、ヒロインを取り巻くキャラクターが魅力的で飽きさせません。
作者が目指す逆ハーレム状態からはまだほど遠いところにおりますが、実現したらさぞかし楽しめるだろうなぁと今からワクワクしています(ちなみに私はセドリク派)。
アンジェ○ークも真っ青の、一大スペクタクルハーレムロマンスを一丁お願いいたします。