華国神記 - 隻眼の護り人 (C・NovelsFantasia く 2-20)
- 中央公論新社 (2012年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125012216
作品紹介・あらすじ
猩猩緋の襲撃があった宴の後、皇帝から後宮に入るよう命じられた春蘭は、隷属を狙う玄楽から逃れるため命を受け入れる。仲間に迷惑をかけまいという春蘭の想いを知った仲望は自身の無力さを噛みしめ、剣の修練を始めた。そこに届いた再びの宴開催の報。猩猩緋が乗り組んで来るのを承知のうえでの布告に、皇帝の思惑は?そして玄楽が守り神の力を欲する理由とは?中華ファンタジー、いよいよ完結。
感想・レビュー・書評
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そうして後宮へ入れられたわけだが、それはそれで好都合。
とはいえ、平穏無事とは言い難く
またしても宴は開かれる。
内と外で出会った人達大集合状態。
ふろしき、綺麗に包んでます、なので
ものすごくどうなるのかというわくわく感が。
いやむしろ、この2人のラブは!?w
もう最後の後宮での状態に、にやにやです。
緊迫感あふれる場面はもちろん、はらはらどきどきですが
2人でいる状態が…いい!
安心するというか、これが通常、というか。
その前に、がっちりと核を出してくれてる場面に
一瞬現実に戻って、ひぃと思いましたけど。
思い切りが良すぎます…。
前に声をつぶされた宦官って、あぁそうか…と。
そこだけが最後に繋がりました。
夢中で、なのか、普通に読み落としたのか分かりませんがw
宦官関係でいえば、そうなのか、と合点がいったのは
こっそり師匠、かと。
目立ってはいけない意味が分かりました。
最後の締めくくりがちょっと…でしたが。
いや一緒にいるのは当然分かっていた事ですが、他の人達。
何だかものすごくはしょってる感じが…ついで、みたいで。
だからといって、あれ以上書かれたら、それはそれで
詳しすぎるし、1カップル逃げに徹しないと駄目ですから
知ってたら大変ですし…。
そう思ったら、これでいいとは分かっているのですが
もうちょっとこう…欲しいな、みたいな。
完全に我儘ですがw
しかし元凶…何と言う人。
まぁでも分かりやすい権力者ってこういう人、ですよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ最終巻。
春蘭、かかわった人たちを救おうとして消滅しかかるが、守り神の龍に救われる。大団円。
神が人間になったらいろんなしがらみや感情が芽生える。
春蘭にかかわった人皆、影響を受けて変わっているが、春蘭自身も周りに影響を受けて人間らしくなった。 -
華国神記完結編。
春蘭が神になったいきさつが、今春蘭が追い込まれた状況との対比で描かれていて、自分のことはあっさり諦めてしまう彼女の決断が切なかった。
最後まで読んで題名の意味に納得。
確かに、番外編があってもいいかも。 -
友人に借りて。
これ全部決着つくんか?と思いながら読んでたけど、終わったね…
終わっちゃったね…
春蘭かわゆい
白桃ほしい
白雪に干し肉あげたい
お幸せに! -
全てが丸く収まってよかった。最後のシーンは少し泣けてしまった。ほんとよかった。
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最終巻も駆け足でした。
もっと一人ひとりをじっくり読みたかった気もします。登場人物がワッと出て来てダダダッっと終わった感じでした。仲望とか美味しい役の筈なのに、いつも隅っこなイメージで、ちょっと残念でした。
ただ、最後は大団円って感じで、消化不良もなく、お腹いっぱいでは無いですが、私的には満足な終わり方でした。 -
完結。
すごい勢いで風呂敷畳まれた…!!
すっきりした!!
みんな幸せになった…のかな。
もう少し仲望と春蘭の5年分のとこは紙幅割いてくれてもいいッ。
幸せになる過程も読みたかったなあ。