グルア監獄 - 蒼穹に響く銃声と終焉の月 (C・NovelsFantasia く 2-21)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 83
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012490

作品紹介・あらすじ

政治犯や元軍人の罪人が収監されるグルア監獄-別名「軍人の墓場」。そこは上官の不興を買ったり、使えない軍人が看守として送りこまれる場所だ。そのグルアへの過大な予算配分を巡って政争が勃発する。少年期で成長が止まった外見を生かし、軍属の密偵として働くクロラは、グルア優遇の謎を探るよう命じられた。危険を顧みず潜入した先は、とても同じ軍人とは思えない奇人変人苦労人たちの巣窟だった!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから内容が全く想像できなかった。けど、これは面白い!!
    続きが早く読みたい。

  • 政治犯や元軍人を収監するグルア監獄は脱獄不能だとして知られていた。このグルア監獄が不正支出をしているのではないかという疑いから、同じ軍人からスパイをするために派遣されたクロラの生活。収監者側からではなく、管理する側としての監獄って読んだことなかったので楽しく読めました。思ったよりコメディ色が強くて、キャラも強くて楽しかった!おすすめです。

  • なかなか面白かったー!

    ハイメが好き!
    ハイメみたいなお兄ちゃんが欲しい
    クロラみたいな弟も可愛いだろうなぁ

    まだまだ色んな伏線があって楽しみだー

  • 型破りな監獄。その謎を調べるためにクロラは隠密として派遣される。
    怪力少女、健気だわ。応援したくなる。
    クロラ、出来すぎな感じだが、いかにもヒーローでかっこかわいい。

  • キャラも立ってるし1話目として面白いし、続き期待。

    それにしてもタイトルが長い。

  • 【図書館本】イラストも可愛いし、キャラも魅力的で思ったより楽しめた。まだ世界観を把握しきれてないけど、今までのこの作者さんのシリーズ1作目と比べると分かりやすく、受入れやすかった。 監獄って雰囲気はないけどそこはファンタジー。ストーリーのキーにもなってるようだし、その辺りを次以降も楽しめるといいな♪ まだ『魂葬屋奇談』シリーズだけ(図書館にないので)読めてないけど、この作者さんの作品で一番好きなシリーズになりそう(今までは『オルデンベルク~』だった)。

  • 「軍人の墓場」のグルア監獄に潜入捜査

    所長以下、おじさま?たちがいっぱい。
    とくに、コルトバ ラケールがお気に入り

    おもしろかった。

    早く続きが出ないかな。

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著者プロフィール

九条菜月
八月一一日生まれ。『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー。
主な著書に「ゆら心霊相談所」「洋菓子店アルセーヌ」「私の彼は腐ってる」シリーズがある。

「2023年 『華国神記3 終わりし神の残影に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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