八八艦隊海戦譜 - 攻防篇2 (C・Novels 55-79)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012674

作品紹介・あらすじ

日本海軍は豪州における米軍基地の無力化を図り、米豪分断作戦を実施。ブーゲンビルの無血占領に成功し、航空基地建設に着手していた。だが、突如としてB17が大挙襲来。零戦が二〇ミリ弾で反撃するも、鉄壁の防弾装甲の前に阻まれ、戦線は膠着する。連合艦隊司令部は窮地に陥った南東方面艦隊を救出すべく、八八艦隊の投入を決定!立ちはだかる巡洋艦「ハートフォード」、さらに新鋭戦艦「ミシガン」。戦艦同士が死闘を繰り広げる中、戦局打開の望みを託された決戦兵器・高速雷撃艇「瀑龍」が、混戦のソロモン海に突入する!!

感想・レビュー・書評

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  • 日本軍(軍じゃ無く、国力としてか)の越えられない壁、米豪遮断作戦の巻。。。
    とはいえ、前巻巻末で現れた『決戦兵器』の活躍など今までとは違う新鮮な展開も。そして、米豪遮断作戦の発端が地球の裏側かよ・・・
    [more]
    ここまでの喪失艦:小笠原沖での陸奥、土佐に加え、赤城、加賀(大破着底)、近江(大破着底)、駿河

  • 高速雷撃艇「爆龍」登場とソロモン海の攻防。
    まぁガダルカナル砲撃はお約束だから良いとして、そろそろ米軍に勝てなくってきました。
    多島海での魚雷艇活躍は現実的でいいね。
    前の八八艦隊シリーズでは決戦海面で活躍させてた記憶があるんだけども、それはやらないのかな?

  •  米豪分断を狙ってソロモン海に突入するものの米国の新型巡洋艦と戦艦の逆襲に合い追い込まれてしまう。帝国海軍も高速雷撃艇で戦果をあげてはいるが限定的なものであり、新鋭艦を次々と送り込んでくる米国に敵うはずもない。連勝が続いたことによる自信と油断もあるだろうが、やはり地力の違いは大きい。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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