1936年福岡県生まれのイスラーム学者・宗教学者。東京大学名誉教授・桜美林大学名誉教授(Ph. D. ハーバード大学)。主な著書に『イスラム:思想と歴史』(1977、東京大学出版会)、『イスラームと近代』(1997)、『イスラム教入門』(1998)、『イスラムの宗教思想:ガザーリーとその周辺』(2002、以上、岩波書店)など。訳書に、ガザーリー『中庸の神学:中世イスラームの神学・哲学・神秘主義』(2013)、ガザーリー『哲学者の自己矛盾:イスラームの哲学批判』(2015、以上、平凡社)などがある。