イスラム: 思想と歴史 (UP選書 170)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130060707

作品紹介・あらすじ

イスラムはなによりもまず宗教であり,その宗教としての本質を見失っては,イスラム社会の綜合的な把握は出来ない.本書は,聖典,予言者,共同体など宗教上の重要な個々のトピックについて語りながら,イスラムの全体像を浮び上らせようと試みた.

感想・レビュー・書評

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  • 内容としては、イスラム文化を理解するのに必要十分な事項がそろっている。
    コーラン(聖典)
    ムハンマド(預言者)
    ウンマ(共同体)
    シャリーア(聖法)
    カラーム(神学)
    スィヤーサ(政治)
    などについて触れている。
    宗派、異端などの説明もある。

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著者プロフィール

1936年福岡県生まれのイスラーム学者・宗教学者。東京大学名誉教授・桜美林大学名誉教授(Ph. D. ハーバード大学)。主な著書に『イスラム:思想と歴史』(1977、東京大学出版会)、『イスラームと近代』(1997)、『イスラム教入門』(1998)、『イスラムの宗教思想:ガザーリーとその周辺』(2002、以上、岩波書店)など。訳書に、ガザーリー『中庸の神学:中世イスラームの神学・哲学・神秘主義』(2013)、ガザーリー『哲学者の自己矛盾:イスラームの哲学批判』(2015、以上、平凡社)などがある。

「2020年 『世界神学をめざして 信仰と宗教学の対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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