心と社会を科学する

制作 : 唐沢 かおり  戸田山 和久 
  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130133067

作品紹介・あらすじ

社会心理学は、いかに冒険的に「科学」できるのか?科学哲学とのコラボレーションによる挑戦。

感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報】
    唐沢 かおり, 戸田山 和久 編
    ISBN 978-4-13-013306-7,
    発売日:2012年07月中旬,
    判型:A5, 232頁

    ニューロンから社会までを扱う心理学って,いったいどんなもの? 集団には心がある? 「科学」であるがゆえに成功をおさめてきた一方,さまざまな方法論的制約に苦しんでもいる“社会心理学”は,いかに冒険的に「科学」できるのか? 哲学と心理学による挑戦.
    http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-013306-7.html


    【簡易目次】
    はじめに――出会いと発端
    1 社会心理学と科学哲学者のコラボレーション(唐沢かおり・戸田山和久)
    2 「成功」した学問としての社会心理学(唐沢かおり)
    3 個人の心を扱う方法論の限界と「集団心」の可能性(唐沢かおり)
    4 「集団錯誤」の呪縛からの解放への道標(山口裕幸)
    5 社会心理学によそから期待したいのだが……(戸田山和久)
    6 集団心に形而上学的問題はない、あるのは方法論的問題だけだ(戸田山和久)
    7 科学哲学者が社会心理学に方法論を提案したら:予告編(出口康夫)
    8 測定ネットワーキングとしての社会心理学:本編(出口康夫)
    終 コラボレーションのゆくえ(座談会)

  • 資料ID:81200432
    請求記号:361.4||K
    配置場所:普通図書

    【IC科2年】
     この本の目的は社会心理学と科学哲学の知識を融合させ、相方に関する関心を持たせることです。
     僕がこの本を選んだのは社会学と心理学に興味があったからです。実際に読んでみて哲学が科学と密接な関わりを持っていることを知り、感銘を受けました。
     僕のように理系だけど文系科目に関心のある人にお薦めの一冊です。

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著者プロフィール

1992年 UCLA Department of Psychology 博士課程修了(Ph. D)、
    京都大学大学院文学研究科中途退学
現 在 東京大学大学院人文社会系研究科教授
編著書 『心と社会を科学する』(共編、東京大学出版会、2012年)
    『新 社会心理学』(編、北大路書房、2014年)
    『人文知Ⅰ 心と言葉の迷宮』(共編、東京大学出版会、2014年)
    『なぜ心を読みすぎるのか』(東京大学出版会、2017年)他

「2019年 『〈概念工学〉宣言!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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