現代日本の国家と市場: 石油危機以降の市場の脱公的領域化

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130301169

作品紹介・あらすじ

本書の問題関心は、二筋の糸によって導かれた。一つは、過去から現在へ向かう糸である。すなわち、1970年代の一連の危機はどのような影響を日本政治経済に与えたのか、という疑問である。もう一つは、現在から過去へ向かう糸である。すなわち、現在の経済政策における市場競争重視の傾向はいつ頃から生じてきたのだろうか、という疑問である。この二つの糸が結ばれたところに、危機を契機とした『市場の脱「公的領域」化』の進展という本書のテーマが誕生した。

著者プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科教授
1966年生まれ。90年東京大学法学部卒業、通産省入省。東京大学法学部助手、東京都立大学法学部助教授などを経て現職

「2022年 『EBPM エビデンスに基づく政策形成の導入と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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