民法I 第4版: 総則・物権総論

著者 :
  • 東京大学出版会
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本棚登録 : 498
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130323512

作品紹介・あらすじ

民法の基本書,内田民法1の全面改訂第4版.第3版以降の法改正に対応し,最新立法・最新判例・重要学説を盛り込む.とくに,一般法人法制定にともなう法人規定の改定に対応して,法人法の基礎理論を,営利法人も含めて詳細に解説する.2,3,4へのクロスレファレンスも徹底.独習者・予習者向けテキストとしてますます充実.

感想・レビュー・書評

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  • 非常に分かりやすい体系書である。あえて条文の順序にとらわれずに記載するという果敢な試みをするなど、論述の進め方も良く練られており、初学者にも理解しやすい(例えば、段落を変えずに次の論点に移る本も少なくない)。
    難点をあげれば、解釈論から立法論への議論の峻別という点だろう。もとより、著者は、その点をよく考慮して論じているが、初学者や司法試験受験生が本書を読む際には十分な注意が必要だろう。著者は、まさに民法債権法の改正作業の中心人物であり、そのために立法論への言及が多くなっているのだが、まずは現行法の解釈論と判例の正確な理解が必要であることは言うまでもない。
    民法にとどまらず、関連する他の実定法や実務運用などにも的確な説明が加えられている点も、高く評価できる。

  • 3118円購入2008-08-09

  • 内田教授による民法の基本書。本書は総則及び物権総則を扱っています。本書で一番興味深かったのは、自動販売機で飲み物を買う際の法律構成で、自動販売機を設置し、商品を陳列する行為が申込で、自動販売機にお金を入れる行為が承諾だという点。日常何気なく行っている行為を、改めて契約の観点から法的に考えてみることの楽しさを実感しました。

  • 定義や要件効果をはっきりと書いていないという欠点はあるものの、何だかんだで情報量は凄い。大抵のことは内田民法に書いてある。

  • 取り敢えず総則の方だけ読み終えた。スクーリング3日前。

    まー刑法に比べると分かりやすかったかなと思うけど、それでも理解できなかったところ多数。

    (2012.9.12)

    物権総論を読み終えた。
    なんかすごく難しくて、全然理解した気がしない。。

    (2013.2.12)

  • 5-5 法律論

  • わかりやすい。一度 全体を他で勉強してからだとすんなり。
    いまの時期だから読めるのですが。がんばろう。

  • 読みやすいです。

  • 判例をもとに事例形式で書かれていて、イメージしやすくわかりやすいと思います。また、基本事項や重要判例を学んだ後に読むとより良いです。もちろん判例・通説によらない部分もありますが、他で確認すれば問題ないです。

  • 民法の基本的な事項が非常に解りやすく学べる?民法典の記載順ではなく、民法の、私法領域の関係順に説明されるので理解に困ることはない?

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2023年 『民法判例集 担保物権・債権総論〔第4版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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