貨幣経済の動学理論: ケインズの復権

著者 :
  • 東京大学出版会
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130401210

作品紹介・あらすじ

ケインズから発し、マネタリスト、サプライサイド・エコノミックス、ニュー・クラシカル、ニュー・ケインジアンへとますます多様化する現代マクロ経済学。混沌とした現代マクロ経済学の革新を目指し、最新の動学的最適化理論をもとに、新古典派とケインズの貨幣経済分析を根本から再構築。伸縮的価格のもとでの永続的不況、インフレとデフレ、豊かさと貧困、景気刺激策の意義といったマクロ経済学の諸問題をまったく新しい視点から解明する。

著者プロフィール

小野善康

大阪大学社会経済研究所特任教授。1951年(昭和26年)、東京都に生まれる。東京工業大学工学部社会工学科卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。武蔵大学助教授、東京工業大学教授、大阪大学社会経済研究所教授・所長、内閣府経済社会総合研究所所長などを経て、現職。大阪大学名誉教授。専攻、マクロ動学、国際経済学、産業組織。著書に『寡占市場構造の理論』『国際企業戦略と経済政策』(日経経済図書・文化賞受賞)、『貨幣経済の動学理論』『不況の経済学』『金融 第2版』『景気と経済政策』『国際マクロ経済学』『景気と国際金融』『誤解だらけの構造改革』『節約したって不況は終らない。』『不況のメカニズム』『成熟社会経済学』『消費低迷と日本経済』など。

「2022年 『資本主義の方程式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小野善康の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×