稀少資源のポリティクス: タイ農村にみる開発と環境のはざま

著者 :
  • 東京大学出版会
4.00
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130401906

作品紹介・あらすじ

本書は、タイをフィールドにして、政府による森林の保護・保全という介入が社会にどう作用しているのかを問い、豊かな森と貧しい人々が隣り合わせているというパラドックスを説明する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少々値段もしたので、図書館で借りて、斜めに読む。
    大きな主張は理解できたと思うし、佐藤さんの資源論というのは、極めて民主主義的発想なのだということが分かった。ポリティカルエコロジー等について解説された補論のみスキャンしておく。

  • 資源の呪いについて調べるときに参考にした。そこに関したところだけ読んだ。
    この筆者の書き方はなんというか個人的にあいまいな感じで,結局どういう風に対策したらいいのかはっきりとはわからなかった。なので,少し物足りなかった。
    資源の呪いについては他の本「グローバリゼーションと開発」や「環境と開発」あたりを参考にした方がよいと思う。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東京大学東洋文化研究所教授

「2021年 『開発協力のつくられ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤仁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×