統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)

制作 : 東京大学教養学部統計学教室 
  • 東京大学出版会
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本棚登録 : 1981
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130420655

作品紹介・あらすじ

文科と理科両方の学生のために,統計的なものの考え方の基礎をやさしく解説するとともに,統計学の体系的な知識を与えるように,編集・執筆された.豊富な実際例を用いつつ,図表を多くとり入れ,視覚的にもわかりやすく親しみながら学べるよう配慮した.

感想・レビュー・書評

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  • 統計学の基本がわかる。少し理系寄りの説明なので、文系には難しい。

  • 式が多い。11章以降は検定とか回帰とかで今まで習ったことが多いとこだから,パラパラ見たくらい。他のやつやってて気になったら見返すみたいなのがいいかも。
    直感的統計学を先に読んでてよかった。

  • 統計学の基礎を理解することができた。難しい箇所も一部あるが基本的にはわかりやすい。

  • 統計学の定番書。入門という名称だが初学者がいきなり手をつける本ではない。

  • 読み物としてもおもしろい。

  • 統計の基本をキチリと抑えられる。すべての人に読んでほしい一冊。

  • <シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます>
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/drupal/ja/node/190

  • 有名な統計学入門書なだけあって、確率や統計の基礎理論から丁寧に解説されている。ベルヌーイ天才一族の話とかコラム記事も面白かった。

  • 【目次】
    「基礎統計学」の刊行にあたって(1991年5月 東京大学教養学部統計学教室 高橋伸夫,中井検裕,縄田和満,藤野和建,松原 望(1991年4月1日現在)) [i-iii]
    序文 [v-viii]
    本書の使い方(1991年5月 竹内啓) [ix]
    記号表 [xi-xv]


    第1章 統計学の基礎(中井検裕,縄田和満,松原 望) 
      1.1 統計学とは 001
      1.2 統計データと統計手法 008
      1.3 統計データの分析プロセス 011
      練習問題 015


    第2章 1次元のデータ(中井検裕)
      2.1 度数分布とヒストグラム 018
      2.2 代表値 028
      2.3 散らばりの尺度 035
      練習問題 039


    第3章 2次元のデータ(中井研裕,松原 望)
      3.1 2次元のデータとは 041
      3.2 散布図と分割表 043
      3.3 相関係数 047
      3.4 直線および平面のあてはめ 058
      練習問題 061


    第4章 確率(縄田和満,松原 望)
      4.1 ランダムネスと確率 067
      4.2 標本空間と事象 068
      4.3 確率の定義 075
      4.4 加法定理 080
      4.5 条件付確率と独立性 081
      練習問題 085


    第5章 確率変数(松原 望)
      5.1 確率変数と確率分布 087
      5.2 確率変数の期待値と分散 094

      5.3 モーメントとモーメント母関数 099
      5.4 チェビシェフの不等式 104
      5.5 確率変数の変換 106
      練習問題 107


    第6章 確率分布(松原 望)
      6.1 超幾何分布 109
      6.2 二項分布とベルヌーイ分布 111
      6.3 ポアソン分布 113
      6.4 幾何分布と負の二項分布 116
      6.5 一様分布 119
      6.6 正規分布 120
      6.7 指数分布 123
      6.8 ガンマ分布 125
      6.9 ベータ分布と一様分布 126
      6.10 コーシー分布 128
      6.11 対数正規分布 128
      6.12 パレート分布 128
      6.13 ワイブル分布 129
      [付節]モーメント母関数による証明 130
      練習問題 131


    第7章 多次元の確率分布(松原 望)
      7.1 同時確率分布と周辺確率分布 133
      7.2 条件付確率分布と独立な確率変数 141
      7.3 多次元正規分布 145
      7.4 独立な確率変数の和 148
      [付節]数学的証明 151
      練習問題 153


    第8章 大数の法則と中心極限定理(中井検裕)
      8.1 大数の法則 155
      8.2 中心極限定理 162
      8.3 中心極限定理の応用 170
      練習問題 172


    第9章 標本分布(縄田和満)
      9.1 母集団と標本 176
      9.2 母数と統計量 182
      9.3 統計量の標本分布 186
      9.4 有限母集団と有限母集団修正 189
      練習問題 190


    第10章 正規分布からの標本(縄田和満)
      10.1 正規分布の性質 194
      10.2 分散が既知のときの標本平均の標本分布 197
      10.3 標本分散の標本分布 198
      10.4 分散が未知のときの標本平均の標本分布 201
      10.5 2標本問題 204
      10.6 標本相関係数の標本分布 209
      練習問題 210


    第11章 推定(縄田和満)
      11.1 点推定と区間推定 214
      11.2 点推定の考え方とその手順 215
      11.3 点推定の基準 219
      11.4 点推定の例 223
      11.5 区間推定 225
      練習問題 230


    第12章 仮説検定(縄田和満,松原 望)
      12.1 検定の考え方 233
      12.2 正規母集団に対する仮説検定 239
      12.3 いろいろのχ2検定 245
      12.4 中心極限定理を用いる検定 250
      12.5 検出力 251
      練習問題 252


    第13章 回帰分析[縄田和満]
      13.1 回帰分析 258
      13.2 回帰係数の推定 260
      13.3 偏回帰係数の統計的推測 267
      13.4 重回帰分析 270
      付.ガウス・マルコフの定理の証明 275
      練習問題 276


    統計数値表 [279-292]
    練習問題の解答 [293-297]
    参考文献 [298-300]
    索引 [301-307]

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18431

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN06504534

  • 表などで感覚の掴みやすい統計学の本であった。
    ただ、高校数学以上の知識も要求するため、初学者にとっては魔術書になってしまう可能性がある。
    数学III以降の知識のある方は、この数理的なアプローチでのあらゆる事象の是非の選別に感動するだろう。

  • 大学の頃から持っているものだけど、久しぶりに通読。
    確かに端折られているところも多々あるけど、基本的なことが一通りまとまっているので、わかってきてから復習する分にはやっぱり定番の本。

  • 資格対策に一通り章末の練習問題を解いてみた。

    問題自体は、簡単すぎず難解すぎず、良い塩梅と思う。手計算でやって理解する設問から、実問題への応用を扱うものまで幅も広い(後者については手計算ではどうにも面倒…というものもあるので、適宜統計ソフトウェアの練習にも使えるかも)。

    対比して、巻末の解答は誤りが多い気がするので、同じく解いている人同士での答え合わせ推奨。

  • 大学生の時にゼミで勉強してた教科書。

    教養レベルの統計学の定番。
    統計学の教科書が多数出版された現在において、率先的に読んだ方が良いかは微妙なところ。

    一方で、この本の特筆すべきところは記載されている分布の種類が多様なところかと思う。
    入門書だと省かれがちな幾何分布、パレート分布、ワイブル分布などの様々な分布が記載されている。

    ただ、記載はされていても記述は簡潔なため、初学者向けの本という感じではなく、統計学を一度学んだ人向けのリファレンス的な本という感じ。

  • 家庭教師で指導する必要があったため、知識の確認のために読んでみた。忘れていた知識、体系的な知識をわかりやすく確認できた

  • 【OPACへのリンク先】【講座選定:数学】https://lib.asahikawa-med.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0&amode=11&bibid=2000111012

  • 統計学の名著。古い本でも根幹は変わらない。
    倉田博史先生の「入門統計解析」ほど華やかではないが、堅実に学ぶことができると思う。

  • 基礎統計学の必要な知識を一通り網羅している入門書.なのだが,統計学を学び始める初心者向けの本ではない.高校で習う数学知識があれば追える内容で書かれているがこの本だけで統計学のセンスを磨き上げれる学部生は極々稀であろう.統計学をしっかりと学びたいのであれば,一般向けに書かれた他の紹介本から始めることを強く推奨する.

  •  確率論や統計の概論的な部分から始めて、推定や検定の初歩的な部分が勉強できる読みやすい入門書です。数学に関しては高校~大学初年度くらいの微積分のレベルに抑えられていて、しかも文章による直観的な説明も豊富に(くどいくらい)与えられているので、かなり広い層の読者が入門書として使えると思います。その一方で、出版年が古いせいか計算機(というか表計算ソフト)を利用した計算があまりにも考慮されていないような構成になっていたり、せっかくたくさん付いている練習問題の解答がかなり粗末な略解だったりと、時代を感じてしまう部分もあります。
    http://ngskshsh.hatenablog.com/entry/2016/09/24/075659

  • 統計学の名著だが、入門としてはあまりにも難しく初学者には向かない
    内容は色褪せないが、現在だともっと適した入門本がありそう

  • あーえっとあれなんだっけな、というときにめちゃ便利な辞書本

  • 2年前くらいに買って最初は数式が多くて理解しづらくて読むのを途中で放棄してたけど、統計検定準一級の受験に向けて取り出して読み直し。

    昔に比べればだいぶ読めるようになった。
    数式レベルでは理解が微妙なところもあるけど、読み通せることはできた。
    読んでみると例が意外に豊富でイメージ湧きやすかったりもして、さすが良本としてよくとりあげられるだけはあった。

  • 確率統計の基礎を学び直すために買ったが、ほとんどの章は既知の内容だったため、今後、わからない箇所が出てきた場合に辞書として使う予定である。

  • 統計学を学び始めるために購入。しかし、いきなりこれを読み始めると数式が多く、数学嫌いにはとっつきにくいかも。別の入門編を読んである程度理解してから読むと、勉強になったと感じた。

  • 古典的な良著。とはいえ理論を学ぶなら「現代数理統計学の基礎 (共立講座 数学の魅力)」の方が若干難しいが、ページ数の割に到達点が高いように思う。TO

  • さらっと書かれている箇所に非常に良い考察が隠れている良書。

  • 正直半分はわからなかった。まったく入門ではない。でも目指すべきはこのレベルなんだろうなと思った。事例を元に計算しながらわかるような本が欲しい。

  • 非常に勉強になった。
    これに一通り目を通せれば統計検定2級は余裕で取れるだろう(一部漏れはあるが)。

    数式アレルギーには厳しい一冊。
    名著には間違いないだろうが、入門書としては如何なものかと思わなくもない笑

  • 機械学習を業務

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