イノベーション実践論

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130421355

作品紹介・あらすじ

企業を革新させる思考と方法。イノベーション達成の鍵は何か。東大での講義と企業での研修指導などをもとに、理論と現実を融合させ、効果的な実現方法を提示する。企業人と経営を学ぶ学生に必読の実践的経営論。

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  • 企業を革新させる思考と方法。イノベーション達成の鍵は何か。東大での講義と企業での研修指導などをもとに、理論と現実を融合させ、効果的な実現方法を提示する。企業人と経営を学ぶ学生に必読の実践的経営論。

  • 技術経営に関するこれまで、これからの考え方が上手くまとまっている。"技術経営論"とは違い、イノベーションを実践するための具体的な手法や手順が散りばめられている。とはいえ、技術経営を用いた新たな機会提供による顧客創造という点がやはり印象的だった。

  • 営業部、商品企画部と新規事業開発部門、研究開発部門
    マーケティングとイノベーションの軋轢があるが発展の段階は同型。
    顧客のニーズにもとずいてイノベーションを行うことで売れる商品を作ることだった。しかし、高度技術社会においてはニーズ志向という考え方が通用しない。顧客ニーズの限界。
    一般消費者はどのような製品が出てくるか予想できないし、どんな新製品を欲しているかわからない。
    先端技術者が消費者の生活場面を一変するような製品まで構想する。
    技術者ではない自分がイノベーション部署で先導して顧客創造できるのか?と、今後の生き方を考えさせられた。技術者も知っているレベルではなくその分野で世界一流レベルが求められる。できる人が世の中にどれだけいるのか?まるで天才。
    「イノベーション部門は将来の社会動向と生活動向を洞察する力を持ち、新技術を登場させて新たな価値を生み出す構想を打ちだすべきである」

  • 途中、読むのしんどい時もあったな(笑)
    手強かった。
    ただ自分がやりたい事はこれなんだろうなって思った。

  • 構想力=技術可能性の想像力+社会や人間への洞察力。
    製品でなく顧客機会。
    構想立案型人材の育成と活用はイノベーションマネジメントの骨格をなす。
    現在のマーケティングの基本思想はニーズ志向である。
    自分のほしいもの(ニーズ)は顧客自身がわかっているはずなので、企業はそれを把握してそれにあった製品開発をすべきである。

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