一般気象学 第2版

著者 :
  • 東京大学出版会
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130627061

作品紹介・あらすじ

本書は大学の教養課程ではじめて気象学を学ぶ人の教科書として書かれたものである。だから予備知識としては高等学校卒業程度の物理学と数学で十分である。式が出てくるが、注釈の部分を除けば、すべて代数方程式である。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    単純な天気の話に留まらず、物理現象・高校物理の公式から様々な世界が広がっていく。気象予報士の資格が難しいと言われるのも少し納得。

  • 明示的に書かれていないが、6章のあたりまで理想化されたモデルを使った議論が多く、それ以降は地球に特有の地形など環境の詳細が取り込まれていく。それに伴って読むスピードも遅くなる。数学は易しい。熱力学や力学の基礎が身についている学生には逆にもどかしさを感じることもあると想像するけどね。
    何にせよ、我々の生活に密接に影響する気象現象について、読む前と後で見え方が変わる。そういう経験は人生の中でもそうそう得難いもの。その意味でいい読書だと思った。同じ意味で個人的には8章のメソスケール気象現象の議論がかなり好き。

  • 大学教養(中級)レベルの本だと自身で定義していた。入り口は広いが奥は深く、理解が追いつかない。そんな気象学の世界の導き手。

  • 1-7 地学

  • 良書と目される,気象学の最も一般的な入門書・教科書です.
    高校や大学の教養で物理学を選択した人なら,教科書中の計算式も追えます.
    知識分野はわりとこの一冊でカバーされていますが,出版年が古いため,
    例えば7章以降は,別の教科書や一般書で最新知識を補うことが必要だと思います.
    気候変動,メソスケールなどそれぞれのトピックを一冊で扱った本を読むと良いかもです.

  • 気象を勉強する上でのバイブル.これに書いてあることを全部しっかり理解できるようになることが,目標.

  • 2009/購入日不明
    2009/

    気象予報士試験に向けて、教授と一緒に読み進めています。気象学界のバイブルです。何度も読み返して、勉強させていただきます。

  • 気象学のバイブル。
    これしかないでしょう。

  • 気象学の入門書。気象予報士を受ける人も多く手にする本である。書いてある内容はメソスケールからグローバルスケールまで幅広く、数式をあまり用いず解説してある。

  • これはですね、気象学のなかでもかなりの定番じゃないですかね?まともに読むと結構難しいです。

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著者プロフィール

小倉 義光
小倉義光:イリノイ大学名誉教授

「2015年 『日本の天気 その多様性とメカニズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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