技術経営論

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著者 : 丹羽清
  • 東京大学出版会 (2006年11月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130628143

技術経営論の感想・レビュー・書評

  • 技術経営のこれまでの考え方、今後の考え方について上手くまとめ、しっかりとした議論を提案している。特に、第3章技術マーケティングで、技術により顧客に新たな機会を提供するという視点は、製品の一部といった部分でなく機会と拡げたビジョニングからの一貫したマーケティングの重要性を説いているとして興味深かった。また、第8章知識マネジメントで、経験を重要としてコンピューターの技術によりマネジメントを促進させる視点も面白かった。

  • 本書を出発点として近い将来に技術経営学の確立してほしいという意味をこめて、「技術経営論」というタイトルにした、とあります。

    本書では、技術経営の領域として次の7つの領域で捉えて、それぞれ1章づつを割いて過去の研究実績などを踏まえて論旨を展開しています。

    1. 技術戦略
    2. 技術マーケティング
    3. イノベーション
    4. 研究開発
    5. 技術組織
    6. 技術リスクマネジメント
    7. 知識マネジメント

    最初はこの領域分類が正しいのか具体的なイメージも湧かずに疑問でしたが、それぞれ読み進むうちに領域分類の意図がわかってくるような気がしてきます。

    「おわりに」で、「本書の全体構成を決めるのに、それだけで試行錯誤の2年間がたってしまった」とあります。確かに領域分類も含めて章立ては非常に重要だと思います。少し論旨が追いにくいところがあったりしますが、力作で優れた本だと思います。

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技術経営論はこんな本です

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