ベクトル解析入門

  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130629119

作品紹介・あらすじ

力学,電磁気学,流体力学などさまざまな物理現象を記述するベクトル解析.本書では,それを初学者が「使える」ようになるよう,基礎の基礎からていねいに解説.また,流体など目に見える現象を例に,図を豊富に用いて,直観的に理解できるよう工夫している.計算問題も多数.

感想・レビュー・書評

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  • 今の時代の学生さんに要点を絞って丁寧に説明された良書だと思います。

    問題が豊富ですが、本文中の問は理解を試す程度のものに絞り込まれているので、助かります。演習問題も適度の難易度のものになっています。
          問 演習問題
    1章   27    9
    2章   48    9
    3章   15    9
    4章   15    9
    5章    6    5
    6章   40    8
    7章   22    8
    8章   16    9
    合計  189 + 66 = 255問
    これだけあれば、演習書を別に購入しなくても普通の大学の期末試験なら合格レベルでしょう。

    3次元の場の微分あたりから証明の略が多くなる。直交曲線座標などの説明をしていないためどうしても天下りにならざるを得ないようです。

    積分公式の説明は非常にわかりやすい。ここだけでも読む価値があると思います

    幾何的な説明を好む方は深谷先生とか坪井先生の本をこの本の後に読めば更に広がりを見られると思います。

  • 続解析入門のイメージつくりによかった。

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著者プロフィール

玉川大学教育学部教授

「2021年 『小学校指導法 総合学習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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