娘の結婚運は父親で決まる: 家庭内ストックホルムシンドロームの自縛 (NHKブックス 871)

著者 : 岩月謙司

• NHK出版 (1999年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

幼少期、親のマイナス面への不信感や嫌悪感を抑圧するなど、自己犠牲を払った娘は、やがて父親と同じ欠点を持つ男性に惹かれ、自分の恋愛に自信が持てないまま、不幸な結婚をしてしまうという。家庭内ストックホルムシンドロームの自縛という、この驚くべき現象の事例を多数取り上げ、女性の恋愛行動の謎を明快に解き明かすとともに、家庭機能不全の今日、この症候群が生み出した多数の"愛の放浪者"に向けて、理想的な人間関係を築くための方途を、具体的に提示していく。

感想・レビュー・書評

[コーヒーギフトはAGFさんの感想 · 2014年10月2日]

著者はクライアントのセッションの中で、心理学者かとも思えるほどに、クライアントの深層心理を読み解いていく。こういった芸当ができるのは彼が人間の本質を深く理解し、日々人間心理に対する感度を高めているからに違いない。本書はすべての人に読んでほしい必読書である。

[prospectさんの感想 · 2013年1月27日]

面白かった。

[librarylovers2010さんの感想 · 2010年9月17日]

衝撃のタイトルで、思わず手に取ってしまった１冊。岩月氏によれば父親に愛されて育った娘は、父親の良いところを持った人と結婚するんですって。父からまっすぐに愛されなかった娘は、父と同じ欠点を持った人に惹かれるんですって。友達から「男運無いよねー」と言われちゃうそこのあなた！！かるーく読んでみて下さい。

人生変わるんじゃないかなぁ。

(長崎大学　学部生)