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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140018743
作品紹介・あらすじ
広大なハンガリーの大平原。土埃舞うメキシコの山々。荒涼たるブラジルの大地。果てしないアメリカの大西部。アウトローと呼ばれる義賊たちは、こうした自然を舞台に、世界中を席巻しようとする資本主義の力と戦い、国民国家へ凝縮しようとする近代に抗った。義賊たちが担っていたのは、近代という大きな力に押しつぶされようとしていた人々の夢だった。義賊を中心に世界史を読み直し、教科書では決して読めない、人々の生活レベルからの世界史像を提示する。
感想・レビュー・書評
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ひょんなことから『ジェシー・ジェイムズ』を調べたくなったのだけど、すぐ読める資料がなくて、取りあえず手にとってみた。
アウトロー(義賊)のはじまりはロビン・フッドということに成るのだろう。日本ではねずみ小僧次郎吉が紹介されていた。
しかし、ジェシー・ジェイムズについてはさほど詳しく書かれていなかったが、法や社会秩序を破る『アウトロー』は悪人のはず筈なのにとは何故愛されるのか。どうして生まれるのかが考察されていて面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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