父からの手紙

著者 :
  • NHK出版
3.64
  • (8)
  • (22)
  • (15)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 104
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140054253

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 家族のこと・幸せとは・生きてゆくこととは、いろいろと考えさせられました。ストーリーが、どう展開して行くのか。二つの事件がどのように関わって来るのか、ドキドキしました。父からの手紙には、涙の枯れた私が思わず泣きそうになりました。いい本です。

  • 人はいろんな選択をする。
    それが本当に自分のためだけだということは、かなり少ないのではないかと思う。
    誰かを幸福にしたいなら、まず自分が幸福でなければならない。
    本当にそれはそうなんだと思う。
    物語は、二人の視点によって語られる。
    この二つの視点が、どう絡んでくるのかと思いながら読んだが、二人の視点があってからこその話だったとも思う。
    最後は泣いた。

  • 父からの手紙読了。うん…。幸せって一体なんなんだろうな、と、思いました。○○の判断は正しくない、って言うのは簡単ですが、実際に自分に起こったらそのときは冷静な判断をとれるのか全く自信が無いです。最後のほうでは涙が…。

  • この本はあたしが一番大好きで一番泣けた本。ある意味推理小説。結果は予想していたことと違って、あっ!と驚かされた。そして謎が解けたと同時に、子を愛する父の大きさを感じ涙を流した。ホント泣きまくりながら読み進めていった素晴らしい本。本当は私の中では☆10個。おすすめです。

著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小杉健治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×