人生の旅をゆく 2

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  • NHK出版 (2012年11月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140056240

人生の旅をゆく 2の感想・レビュー・書評

  • よしもとばななのエッセイは初めて読むのかな。女性らしい独特の感性で、正直戸惑うことのほうが多い。
    全体として感謝してるものたちへ といったタイトルが似合いそうな内容で、いろんなことを分かち合えれた幼馴染とか風邪のときに料理を送ってくれた知り合いとか忌野清志郎さんとか河合隼雄さんとか感謝の言葉が綴られるのだが、個人的な人の話は、「それはよかったね」としか言いようのない自慢話を聞いてるみたいだ。
    基本に深い苦悩の中にいるばななさんがいてそれを救ってくれた人たちという話になってるものが多い。その苦悩の部分は共感するところがあって、ちょっと独特の世界になっている。

    印象に残ったところ2つ。
    「私が三十代後半になったある時期から突然、なんとも言えない雰囲気になるようになった。しょぼくれたというか、もりさがるというか、あるべきものがないとしか言いようのない雰囲気だ。」
    これは子どもがいないで年寄りばかりになるるしょぼくれ感ができてくる。そういう時に子どもができて一気に盛り上がるだした。子どもの存在感は大きい。そういうことはあるかもしれない。

    「いいじゃないか、その場のいいことが見つけられれば、生きてるかいもあるっていうものじゃないか。そう思えたら、風邪だろうが寝不足だろうが失敗しようが、なんでもないと思えるようになった。その日の私はそうだったんだから、しかたない。原因があって改善できるものなら、次回直せばいい。軸を架空の自分ではなく、たとえだめな自分でも今の自分に置くこと」
    あるのは今と今の自分だけという認識を深める ということ。よく言うことだけど覚悟のようなものを感じる文章です。
    「今は今のベストをつくしかない」と書いている。

  • 10年ぐらい前、まだSNS無き頃、ばななさんと繋がれるサイトがあった。当時、誰にも言えない悩みを、文字通り、藁にもすがる気持ちでダメ元で打ち明けたら救い上げてもらえた。奇跡だった。あんなふうに自分のことを許せる、誰にも譲れない大切な部屋に新鮮な空気が入る。拘りの分量をなるべくゼロにしつつ、自分の気持ちを大切にする事を、とりあえず好きになる事が大切なんだと思い出す。何度も何度も忘れる。そして思い出す、私の人生の旅は、その繰り返し。

  • エッセイ。疲れているときにこの人の文章を読みたくなる。

  • 1冊目に引き続き、生とは何か、死とは何か、人間臭さとは何かを問い続けているよしもとさんの姿がそこにはあります。僕も人間臭く生きたいです。

  • まだ読んでなかった!不覚!

    お父様とお母様のこと、
    地震のこと、
    つらいことが沢山あって、
    にびいろのしずかなトーンが一冊を覆っていました。

    地震のときのあの気持ち、
    しっかりおぼえておかなくちゃ。

  • やさしい。いつもよしもとばななの本は癒される。心がつかれているときにとてもいい。

  • 人生について大切だなと思うことが書いてある。

    言葉にできなかったこと、こうなりたい、がある。

    再読2015.7.28ここに書かれていること、小説になっているんだな。

  • 久しぶりに読み直しをした本。

    ばななさんの、何気ない日常の中での気付きの豊かさには脱帽です。

    私も自分の感受性を磨かないとなぁ…ってしみじみ感じました。

  • ああ、やっぱりばななさんいい。

  • 辛い経験を乗り越えて、今を精一杯生きる。

  • 震災のこと、家族のこと、子供の頃の事、小説のほうが好きだけど、エッセイも最近好きになってきた。子供の頃、片目で生活していた話を見るとすごい親近感を感じる。

  • 2013.07.20読了。
    今年31冊目。

    人生の旅をゆく、古本屋でたまたま見つけたのでなぜか2から笑
    人生をより幸せに、気楽に...がテーマのこの本。
    ものすごく和む内容。
    頭がシンプルになるというか。
    よしもとばななさんの人柄、考え方がすごく好き。

    「人生をつくるもの」で震災のこと未来がないように思ってしまった暗い気持ち、それが新しくやってきた子犬を通して生きる喜びを再び感じた。
    その子犬の気持ちの表現がすごく素敵で私までウキウキした!

    ー楽しくて楽しくてしかたない、どうしてこんなに世の中っておもしろいの?
    なんでこんなにきれいだったり、どきどきするの?
    こんな楽しいことがあるなんて、信じられない、なんで産まれてきたことってこんなに楽しいの?

    何もない日常はその人の考え方、感じ方、見方でとても素晴らしいものになる。
    私も忘れてたのかなー。

    そういう当たり前の幸せに気付かせてくれる本。

  • よしもとばななさんのエッセイ集。

    『人生の旅をゆく』の中に、好きな考え方やことばがたくさんあって、
    こちらも読んでみました。

    震災前後のことも、父親を亡くした時期のことも、愛するペットを亡くしたときのことも書かれていて、
    日常と喪失というテーマが濃くでていたような印象です。

    強くならなくても生きていける社会であればいいな、と思います。

    弱さを受け止められる社会とでも、弱いままでも認められる社会とでもいいますか。



    よしもとばななさんのまなざしは、好きです。

    あたりまえのこと、かけがえのない日常。
    それこそが人生なんですよね。
    どれだけ大切にできているのか。



    震災の時期のエッセイを読んでいたら、
    あの時期、東京で感じていたことを思い出しました。

    立ち止まって、大切なものがみえた時期でもあって、
    再び、それに触れられたような気がします。



    “実に平凡な意見に思えるだろうけれど、日常とはほんとうにすばらしいかけがえのないものなのだ。いつものくだらない雑多なあれこれ、体を動かしても動かしても終わらない用事に満ちたこの世界。たぶんそれを十分に味わいつくすことを学ぶことこそが人生の目的なのだ。”

  • カレー屋さんのマスターの話はショックだった。
    自分のせいじゃないと思っても、恐ろしくなる偶然っていうのはある。

    生と死の話が多かった印象。
    震災のころのエッセイも多く、忘れていた感覚を思い出した。

  • 沁みる、心に沁みる(> <)
    私のなかで第2次ばななブームが来てる。
    毎度のことだが、ばななさんのエッセイを読むと、日常を慈しもうって思うのだ。

  • 中学生の頃の話がイタすっぱい。
    震災の話や親の話など重め。

  • 彼女が吐きだすコトバがいちいちピッタリくるのは、なぜか。自分が毎日考えて生きていることと、同じようなコトバを次々と見るうちに、あぁこれでいいんだと、肯定された気持ちになる。

  • 生きること、死ぬことについて、考えさせられる話。自分の弱いところもさらけ出して、自分に正直に一生懸命に生きている著者の言葉は嘘偽りがないと思う。マイペースと言いながらも人への愛情も強く感じられた。心や体が弱っているときにこそ読みたい一冊。

  • さまざまな媒体に載せられたばななさんの文章。それを一気に読めるなんてなんて幸せだろう。ありがたい。たしかに読み進めるのは普通のエッセイや小説のようにスムーズにいかなかったのだれど、ひとつひとつ言葉ではなく、できごと単位でこころに伝わってくる。じんわりと心に残る。

  • 相変わらずのばなな節で、共感したり共感しなかったりだけれど、面白かったです。
    結構内容は重たいんじゃないかと思います。
    森博嗣のことと、震災後のこと書かれていることに考えさせられた。

  • なんとなく続けて、読んでいる。

  • 感動の幅がひろく、度合いが深く、
    生きてる歓びを感じさせてくれました。
    もっと本来のままで生きてもいいのかなと思う。

  • エッセイだから仕方が無いけれど、
    「ハイハイ良かったね」みたいな感じで、読んでいて退屈だった

  • 何故か、途中で息苦しくなって本を閉じた。気に入った言葉は『幸せのハードルは低くしておいたほうがいい』しかし、これはたかのてるこさんの言葉だった。
    なんか、お腹いっぱいです。

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人生の旅をゆく 2の作品紹介

愛する友やアーティストへの敬意、家族との思い出、災厄や惜別までも、受け止めて、生きる-。悔いなき「人生の旅」をゆく著者最新のエッセイ・アンソロジー。

人生の旅をゆく 2のKindle版

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