人生の旅をゆく 2

  • NHK出版
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140056240

感想・レビュー・書評

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  • まだ読んでなかった!不覚!

    お父様とお母様のこと、
    地震のこと、
    つらいことが沢山あって、
    にびいろのしずかなトーンが一冊を覆っていました。

    地震のときのあの気持ち、
    しっかりおぼえておかなくちゃ。

  • 人生について大切だなと思うことが書いてある。

    言葉にできなかったこと、こうなりたい、がある。

    再読2015.7.28ここに書かれていること、小説になっているんだな。

  • 久しぶりに読み直しをした本。

    ばななさんの、何気ない日常の中での気付きの豊かさには脱帽です。

    私も自分の感受性を磨かないとなぁ…ってしみじみ感じました。

  • ああ、やっぱりばななさんいい。

  • 図書館

  • 辛い経験を乗り越えて、今を精一杯生きる。

  • 震災のこと、家族のこと、子供の頃の事、小説のほうが好きだけど、エッセイも最近好きになってきた。子供の頃、片目で生活していた話を見るとすごい親近感を感じる。

  • 2013.07.20読了。
    今年31冊目。

    人生の旅をゆく、古本屋でたまたま見つけたのでなぜか2から笑
    人生をより幸せに、気楽に...がテーマのこの本。
    ものすごく和む内容。
    頭がシンプルになるというか。
    よしもとばななさんの人柄、考え方がすごく好き。

    「人生をつくるもの」で震災のこと未来がないように思ってしまった暗い気持ち、それが新しくやってきた子犬を通して生きる喜びを再び感じた。
    その子犬の気持ちの表現がすごく素敵で私までウキウキした!

    ー楽しくて楽しくてしかたない、どうしてこんなに世の中っておもしろいの?
    なんでこんなにきれいだったり、どきどきするの?
    こんな楽しいことがあるなんて、信じられない、なんで産まれてきたことってこんなに楽しいの?

    何もない日常はその人の考え方、感じ方、見方でとても素晴らしいものになる。
    私も忘れてたのかなー。

    そういう当たり前の幸せに気付かせてくれる本。

  • よしもとばななさんのエッセイ集。

    『人生の旅をゆく』の中に、好きな考え方やことばがたくさんあって、
    こちらも読んでみました。

    震災前後のことも、父親を亡くした時期のことも、愛するペットを亡くしたときのことも書かれていて、
    日常と喪失というテーマが濃くでていたような印象です。

    強くならなくても生きていける社会であればいいな、と思います。

    弱さを受け止められる社会とでも、弱いままでも認められる社会とでもいいますか。



    よしもとばななさんのまなざしは、好きです。

    あたりまえのこと、かけがえのない日常。
    それこそが人生なんですよね。
    どれだけ大切にできているのか。



    震災の時期のエッセイを読んでいたら、
    あの時期、東京で感じていたことを思い出しました。

    立ち止まって、大切なものがみえた時期でもあって、
    再び、それに触れられたような気がします。



    “実に平凡な意見に思えるだろうけれど、日常とはほんとうにすばらしいかけがえのないものなのだ。いつものくだらない雑多なあれこれ、体を動かしても動かしても終わらない用事に満ちたこの世界。たぶんそれを十分に味わいつくすことを学ぶことこそが人生の目的なのだ。”

  • カレー屋さんのマスターの話はショックだった。
    自分のせいじゃないと思っても、恐ろしくなる偶然っていうのはある。

    生と死の話が多かった印象。
    震災のころのエッセイも多く、忘れていた感覚を思い出した。

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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