おんな城主 直虎 二

制作 : 森下 佳子  豊田 美加 
  • NHK出版
4.25
  • (7)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 54
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140056837

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大河ドラマ見なくてもこれでいい!!

  • <目次>
    第13回 城主はつらいよ
    第14回 徳政令の行方
    第15回 おんな城主対おんな大名
    第16回 綿毛の案
    第17回 消された種子島
    第18回 あるいは裏切りという名の鶴
    第19回 罪と罰
    第20回 第三の女
    第21回 ぬしの名は
    第22回 虎と龍
    第23回 盗賊は二度仏を盗む
    第24回 さよならだけが人生か?

    2017.08.02 借りる
    2017.08.07 読了

  • 直親亡き後、次郎が直虎となり、虎松の後見として井伊を治める。この第2巻ではそんな直虎の当主としての大変な毎日と、成長が描かれている。あやめがしのに対し、「あのお方は(虎松の)母にはならない。なるとすれば、父ではないか」と言ったように、性別を超えた不思議な魅力を持つ城主として成長してゆく。同時に、これまで井伊の乗っ取りを企てていると思われていた小野但馬守政次が、実は今川の犬を演じながら井伊を守ろうと動いていたことを直虎が知り、ふたりの秘密の共闘が始まる。瀬戸方久や盗賊の頭・龍雲丸も登場し、物語が生き生きと動く。

  • (2017.04.19読了)(2017.03.30購入)
    NHK大河ドラマのシナリオをもとにしたノベライズ版です。4月からの放映分が収録されています。
    井伊直親が、松平元康と通じて、今川に反旗を翻したとして、今川に殺害されてしまいました。直親の子どもの虎松はまだ幼いので、次郎法師が井伊直虎と名乗り虎松の後見人となりました。
    新城主のもとに、次から次と難題が持ち込まれます。直虎の後には、南渓和尚がいます。それとなく見守っています。
    農民たちが徳政令を出してほしいと要求してきたことに対しては、商人に経営を任せるという方法で切り抜けようとします。実際には徳政令が出ているようなのですが、ドラマでは出させていません。
    財政を立て直すために綿の栽培を試みたり、鉄砲の製造を試みたり、材木を伐採して売ることを考えたり、いろいろとやっています。人手が足りないということで、井伊の領地以外からの農民の呼び込みも行っています。
    直親が、逃亡していたときの隠し子も登場します。女の子(高瀬)だったので、直虎の子どもとして育てています。
    世の中の動きとしては、松平元康は、織田信長と組んでいます。今川は、武田と組んでいたのですが、武田信玄は、後継者としていた嫡男・義信を廃して、勝頼を後継としました。廃された後継者には、今川から姫(氏真の妹)が嫁いでいました。今川とは、手を切るということです。

    【目次】
    第十三章 城主はつらいよ(4月2日放映)
    第十四章 徳政令の行方(4月9日放映)
    第十五章 おんな城主対おんな大名(4月16日放映)
    第十六章 綿毛の案
    第十七章 消された種子島
    第十八章 あるいは裏切りという名の鶴
    第十九章 罪と罰
    第二十章 第三の女
    第二十一章 ぬしの名は
    第二十二章 虎と龍
    第二十三章 盗賊は二度仏を盗む
    第二十四章 さよならだけが人生か?

    井伊直虎
    祐椿尼 直虎の母
    南渓 龍譚寺の和尚
    昊天 龍譚寺の僧
    傑山 龍譚寺の僧
    奥山六左衛門
    中野直之
    小野政次 但馬の守
    なつ 新野、政次の弟玄蕃の妻、玄蕃は桶狭間で討ち死に
    亥之助
    瀬戸方久 商人
    しの 新野、直親の妻
    虎松 直親の子
    甚兵衛
    龍雲丸 盗賊団の頭
    鈴木重時 三目付の一人
    近藤康用 三目付の一人
    寿桂尼 今川家
    今川氏真 今川家当主

    ●今川仮名目録(10頁)
    「その昔、今川の先々々代・氏親殿が子に代を譲る際、無用の乱れが起こらぬようにと国を治めるために作った掟でな」
    これはのちの世に『今川仮名目録』と呼ばれる掟で、戦国大名が記した東国最古の分国法であり、のちに武田信玄が手本にしたと言われているものだ。
    ●力を持つ(26頁)
    「私は今まで、力がないというのは悔しいことだと思っておりました。なれど、力を持つというのは、実はとても怖いことなのだと……。私が決めたことがまこととなる、ということは……」
    そのすべての責任を、一人で負わなければならないのだ。

    ☆関連図書(既読)
    「おんな城主直虎(一)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2016.11.25
    「井伊直虎と家康」小和田哲男・大石康史著、NHK出版、2017.01.01
    (2017年4月25日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    遠江(静岡県西部)・井伊家の一人娘である次郎法師は、亡き許婚の遺児・虎松(のちの直政)の後見人として、勇ましい男名「直虎」を名乗り城主となった。直虎は、生来の負けん気と持ち前の機転で家臣団をまとめ、圧力を強めてくる今川家とも堂々とわたり合っていく。井伊谷の地と民を守り抜くため、知恵と勇気を振り絞って奮闘する直虎、その驚くべき戦略とは!?NHK大河ドラマ・完全小説版第2巻。

  • 今放送されているものより先に進んでいるので、予習している感じ。
    あまり視聴率取れていないみたいだけど、私は大好き。
    次巻はいつ出るんだろ❓

  • 17年NHK大河のノベライズ第2巻。ざっくり4月から6月放送分。なるほど、こういう感じで話が続くのか。この時代の逸話としては、本当にマイナーな話が続く。

全6件中 1 - 6件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×