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- Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140085332
作品紹介・あらすじ
豊かさに自己満足し、驕りの中に変革を忘れた報い(レコニング)を受けたアメリカと、品質の向上と管理、技術革新に労使が真剣に取り組んだ日本の自動車産業は必然的にその地位を逆転させた。ヘンリー・フォードのフォード社創立、フォード家三代の親子の確執、アイアコッカのフォードへの反逆、日産内部の労使抗争といった鮮烈な人間ドラマを軸に、日米自動車戦争の実相が見事に描き出されていく。D.ハルバースタムが5年の歳月をかけて取材・執筆。NHK特集「自動車」(全4回シリーズ)で放送。
感想・レビュー・書評
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如何にアメリカが駄目になってしまい、戦後日本がどのようにして今に至るのかがわかり勉強になった。でも疲れた。上巻だけでお腹いっぱいで下巻を読む気が失せた。でも良い本だ。
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2009/04/17 読了
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20世紀初頭から1980年代までの日米自動車産業を描く。
記述の内容は米国側はフォード、日本側は日産が中心。
無味乾燥な産業史でなく、経営者たちの人間性を中心とした動きがダイナミックに描かれており、小説として面白い。
GM・クライスラーが破綻しかかっている現在に読み返すと、彼らが変わっていない部分が見えてくるはず。
出版が20年以上前なので視点が古いので、その点を考慮して読むのがよい。
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