- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140803998
感想・レビュー・書評
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何度目かのゴルデル読み直し祭りスタート。
ほんのり、うるっと。
信じ、委ね、託す強さと広さを持てるよう、歳を重ねていきたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ソフィーの世界』の著者が書いた童話。へんてこな夢の話。
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ゴルデルの童話。奇想天外なファンタジーの世界。
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「夢」のようなこころの物語。ファンタジーを楽しみたい人向け。
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僕たちは結局、君らの頭の中でしか生きられないんだ。
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心臓が止まったら死んでしまうのはなぜ?
おじいちゃんがいなくならなくちゃいけないのはなぜ? -
おじいちゃんが死んだ。
心臓がとつぜん止まったんだ。
だからってどうして死んでしまうの?
なんにも悪いことをしてないのに。
僕は、悲しい。
今おじいちゃんはどこにいるの?
・・・
少年クリスットフェルは、夢を見ていた。
月明かりに照らされた森の中を裸足で雪の中を歩いてた。
目の前に森の妖精のニッセが突然現れたのだ。
森の妖精は、少年を不思議な世界へ連れて行った・・・。 -
ヨールスタインゴルデルの本。
ソフィーの世界を中1で読んで気に入ってオレンジガールを課題図書で読んで運命を感じた本。
カエルの城は物語で読みやすいね。
おすすめはビッビ・ボッケンのふしぎ図書館 -
このノルウェー人は『ソフィーの世界』を書いた人〜気が付くとパジャマで雪の上を歩いていた僕は,ニッセに連れられて夏に来ていた。パンケーキを食べてから,オタマジャクシを掬いに行き,小枝を持ってビンの中を掻き回すと,王子と城が現れた。王子と共に城へ行くと,王は心臓を奪われたと王妃が云う。食事の最中はサンショウウオが給仕をするのだが,僕が並べたアルファベット・ビスケットはニッセが王の心臓を盗んだと告げ,ニッセは牢に入れられる。次は王子と王女と王妃の番だった。サンショウウオが争う中で手に入れたカエルは王の心臓で,心臓を取り戻した王と僕は動かなくなった古時計が転がる地下を進み,ニッセを救い出し,王女を塔から救うが,王妃と王子を古井戸から助け出すが,救われたはずの王妃は,心が読める侍従長の裁判により,地下へと落とされてしまう。地下洞窟を通って逃げ出した場所は,最初にオタマジャクシを掬った沼であった。恐ろしくなった僕は冬へ連れ戻して貰うが,ニッセはこのまま逃げ出してはいけないと諭す。冬に独りで戻った僕は未知のものを懼れず,云うべき事を云う気持ちで城に乗り込んだ僕の前に懼れるものは存在せず,侍従長の欺瞞を暴き出す。心臓麻痺で死んだ最愛の祖父はニッセとなり,穏やかな王となり,僕に勇気をくれたのだ〜このノルウェーの作家は純文学作家としてデビューし,ファンタジーから,子どもも大人も楽しめるフィクションを書くことになる。最愛の人を失った悲しみを克服するという寓意に満ちている。カエルの城が過渡期の作品なのだそうだが,『ソフィーの世界』の長大さに勇気が出なかった。勇気は必要だよね・・・いつか勇気を持ちたい。現実の世界から夢の世界に入っていくというファンタジーの王道は踏まないので,これは覇道かもしれない
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中学生の頃、カエルが好きでジャケ買いしたのだけど、ソフィーとは違って、挿絵がすごいかわいいわ、なんか最後は感動するわ、とても大好きです☆