暴走する文明: 「進歩の罠」に落ちた人類のゆくえ

著者 : ロナルド・ライト 星川淳

• NHK出版 (2005年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「われわれはどこから来たのか?われわれは何者か?われわれはどこへ行くのか?」-ゴーギャンは、この問いをみずからの作品のテーマに掲げた。本書は彼の三つめの問いに焦点をあてる。

感想・レビュー・書評

[kaliuki666さんの感想 · 2013年6月22日]

文明は常に定常的に進化するわけではなく、退化することもある。それは戦争や自然災害、疫病ばかりでなく、農耕や灌漑や放牧や都市化、工業化などなどの理由からも起こりうる。特にヤギの放牧には注意が必要だということ。だったらいま、すすみすぎたと思ったら、ちょっとぐらい後ろに下がってみてスイッチバックするのも悪くはないんじゃないのかな。

[kotripさんの感想 · 2012年3月7日]

ホモサピエンスから現代まで、ヒトがどのように文明を作り壊してきたのか、多岐にわたる文明と文化はどのように関わり合ってきたのか、これからどうなるのか、なんてことをまとめてある本でした。

[奥宮離宮さんの感想 · 2006年2月10日]

分類＝文明。０５年１２月。