養老孟司 太田 光 人生の疑問に答えます

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制作 : 養老孟司製作委員会 
  • NHK出版 (2007年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140811665

養老孟司 太田 光 人生の疑問に答えますの感想・レビュー・書評

  • 勘違いの連続が僕らの人生。

  • 978-4-14-081166-5 221p 2007・1・30 1刷

  • 創造性と言うのは夢なのか、幻想なのかーーーほとんどが幻想なんですけどね。ただ現実は、「創造性のある芸人、ない芸人」ではなく、「やめないやつとやめるやつ」という、その違いだけのような気がします。
    今の人たちは、よく「自分」「自分らしさ」「個性」ということを言いますが、このことについてどうも公私混合を起こしているように思います。「自分と仕事」と言う関係でこれを考えると、仕事とは「社会的役割」で、それは公のことです。ですから、仕事では私的な部分である「自分らしさ」は関係はなく、結果責任が問われてくると言う関係にあります。このように仕事では、個人として結果責任を引き受けているのですから、そこには報酬と言うものが出てくる。自分と仕事の関係とはそれだけのことだと思うのです。
    自分が何かをコツコツ積んでいけば、それがひとりでに自分の自身に成り、人の言うことそのものが自然ときにならなくなるという意味だったと思います。人の言うことを気にしていること自体、ギリギリまで何かに取り組んでいる状態ではありませんし、ギリギリのところまでやっていれば、そんなことは耳に入らないし、考える余裕なんてないものです。
    金儲けでも何でもいいじゃないか、有名になりたいのでも、それをやりたいと言うことには間違いないんだからと。ピュアで芸術活動をやっているやつはそんなにいないんじゃないか、ピカソだって金を儲けたかっただろうし、みたいなことで行くと、今度は自分がだいぶ赦せるようになってきた。
    間違った悩みというか、無意味な悩みがあるとすれば、そのことに気が付いていない悩みです。悩もうが悩むまいが人生は過ぎていってしまうわけですから。その時々の行動に対する責任は、その都度その都度で全部自分が取っていくものなのです。それを分からずに悩んでいるほど、無意味な悩みはありません。

  • 159 ヨ  登録番号8958

    体育科先生寄贈

  • <特に印象に残ったこと>
    *その場その場で与えられた仕事をさらに掘って、新しい知恵ややり方を生み出していったわけです。
    *自己評価とは、ときに自分に枠をはめるものになる
    *間違った評価に対する責任は評価した人にあるのであって、された人に責任があるわけではありません。
    *自殺を考えているのは「脳」だけだということです。
    *周りの反応で自分を見つめることができる
    *子どもにかける愛情には温かい面と残酷な面の二面性がある
    *他人の夫婦関係に基準を求めているように思うんです
    *生きていくということは厳しいことであって、そういう厳しさに耐えられないで生きていこうということ自体がおかしなことなんです。
    *「過ぎし戦の手柄を語る」おいうのがあって、生き延びてくれば懐かしい思い出になる
    *いじめ問題は子どもから自由な世界を奪ったことが原因
    *今までは考えなくてもよかった。ひとりでに死んでいたら、今はひとりでに生きちゃう時代なんです。
    *周りが寄ってたかって生かそうとしますから。これからは老人文化みたいなもの、老人としてどう明るく生きるかどいうことを作らないといけない時代
    *自分が死ぬということは、誰でもわかっているというんだけれど、わかっていても絶対に動かない。
    *これはいわば一生は新でから考えるという話ですよ
    *日本の江戸時代というのは大変なものだと思うのは、あれだけの秩序をそういうエネルギーを木材のみで作ったということで、恐らく石油を使わずにできる人間に代行の秩序社会
    *後ろめあたいという時点で仙人にはならない
    *仕事を嫌々やった人には真にやりたいことは見つからない
    *山を歩いていて石につまづくと「足元を見て歩きなさい」と注意される。でも東京の銀座で石につまづいて転んだら「誰だ、こんなところに石を置いたのは」となります
    *都市から「死」が消えています。今の人は死ぬことを異常な出来事からだら、人は家では死ななくなっている。人が死ぬ場所は病院なんですね。
    *大人は子どのに「こうやったほうが早い」「こうやったほうが楽だ」どいうことばかり教えてきた
    *しんどいことをわからないまま育ってしまった
    *最初から楽な奉から入るから、子どもから努力、辛抱、根性が消えちゃった
    *脳でいえば辛抱によって育ってくる過程で何年も遅れてしまった。
    *取り返しのつかないことの連続が人生なのだ
    語りがまだ単調になってします。微妙な手加減な話をする。

  • もう少し太田さんとの対談と思って読んでみましたが養老さんがメインの本でした。
    自分は養老さんとは考え方が違うかな

  • 寄せられた悩みに養老孟司と太田光が答える形で、対談もところどころある。
    養老さんは脳科学の観点から論理的に説明していますが、某 茂木さんのように「人の行動=脳」みたいな極端なことは言ってません(笑)
    臓器を自由に動かそうとしても動かせないのだから、脳が体の命令を聞いている場合もあるといったことを述べています。だから、いくら脳で自殺したいとかダイエットしたいとか考えてもそれを体が望んでいないのなら無理な話だ、と。
    あとは様々な問題の原因として、急に都会化してしまったこと、個の感覚が「家」から「個人」になったことも挙げています。
    そういった理論を踏まえたうえで、各々の経験と混ぜて回答していました。
    養老さんは戦前と戦後に価値観がガラッと変わった自らの体験、太田さんは学生時代の葛藤、を特にベースに話していたように思います。
    2人に共通しているのは、「視野を広げる」ことでふたりとも相談に対してアバウトに考えることや客観的に考えることを薦めていました。

    特におもしろかったのは、養老さんの「現代人は顔に特徴がなくなってきている」という話です。明治くらいの偉人はオリジナリティが強い顔だが、現代人は他人と同調することで生活を円滑にしてきたので皆おんなじ顔になっているというのが理由です。
    僕もたまに思いますが、むかしのドラマの再放送をみていると、みんな今とは顔が違うような気がします。ファッションは別にしても、たった何年でも気持ちの持ち方で顔が変わるのか不思議です。容疑者とかいかにも悪そうな顔してるし。

  • 寄せられた一般人の相談に、養老孟子さんと太田光さんが対談形式で答えていく内容。人生ついてこれだけ語れるんだからすごいと思う。ほんの数行の相談から、ことの本質を見極め意見していく頭のよさに息を飲みます。普段から考えていることを、ぽんぽん順序よく話してるだけですっていう感じなんだけど、なかなかできることじゃないもの。

  • 会社、夢、子供、自分といったテーマで、誰もが経験・見聞したことのある身近な疑問について、両氏が対談

  • 自分があんまり悩んだことがないせいか
    うん。まぁ そういう考え方もあるよね、
    としか言えない1冊。

  • 深く考えすぎないのが大切だと教えられました。
    ひろーく考えるようにするのも大切みたいです。

  • 途中で飽きてしまったけどなるほどな?と思うところもあり。
    =====
    ・子供「授かりもの」=自然そのもの 田植えのように「手入れ」をするだけ。稲の育つルールを知る。心はかけても手はかけない。
    ・体を使って働きなさい(ダイエットについて) 脳(体の一部)がすべて指令を出して体を動かす× 頭だけで考えた行動は、体が反乱を起こす
    ・創造性は仕事の中から見つけ出せ 人に認められてこそ創造性や独創性といえる 創造性は幻想みたいなもの。続けていくうちに備わるもの 創造性か実用性か やめるやつ、やめないやつ
    ・価値観なんて屁みたいなもの。日本人は終戦で価値ががらりと変わった。
    ・自己評価とはときに自分の枠をはめるものになる 
    ・自殺を考えているのは脳だけである
    ・自分探しをするから自分を見失う
    ・努力している限り人は迷うものだ
    ・人が悩むのは当然のこと。問題は耐え抜く脳の強さにある。

  • 手を抜かなきゃいけないところは手を抜いていかないと、すべてを自分が被ってしまい、悶々となってしまいます。つまり、あんまり一生懸命やらなくていいってことですよ。

  • 図書館で借りた本
    質問の内容も、それに対する養老氏と太田氏の答えが軽妙で興味深い内容でした。

  • 今は人の評価を基準として育っている
    評価を気にする前にやれることをやる

  • 紀伊國屋書店 本町店

  • 養老さんの言葉は的を得ている
    と感じました

    話し方 思考の参考になります。

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