国のない男

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制作 : Kurt Vonnegut  金原 瑞人 
  • NHK出版 (2007年7月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140812518

国のない男の感想・レビュー・書評

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  • アメリカ政府、戦争、競争など、世の中の不条理に対する皮肉、ユーモアはモヤモヤしているときにスッキリさせてくれるし、なるほどな、と納得させてくれる説得力がある。しかし、それだけではなく、温かさがある。ホッとさせてくれる優しさ、情味が根っこにある。国のない男をたまにふと開きたくなるのは、その温かさに触れたいとほんとうの自分が訴えているからなのかもしれない。

  • Tumblrで目にした引用が心に残っていたので購入。結局好きな箇所はみんな引用投稿で目にした文章ばかりだった。
    とはいえ、面白くて(82歳とは思えない軽妙な文章。翻訳の金原瑞人氏のおかげ?それからブラックユーモアを交えた自国批判なども)、温かな本だった。ヴォネガットの愛情を感じる。
    ヴォネガットの本はまだ「スローターハウス5」と「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」の2冊しか読んでいないけど、これからももっと読んでいこう。

    (心狭いこと言うけど、帯の推薦文に有名人を連れてくるのはあまり好きではない。特に、嫌いな人が推薦文だったので、折角の素敵な装丁なのに!と思ってしまった。心狭いけど。)

  • ユーモアたっぷりのおじいちゃんが書いた愛のある文章だと思った。そして、現代に生きる人たちへの謝罪でもある。産業革命、戦争と続き人類はここ100年あまりで地球を痛めつけてきた。そのツケを払わされる若者へのメッセージ。ちゃんと受け取りましたよ。最後の帯でもう彼はこの世に居ない事が分かったのですが、こんな面白い歳の取り方をしたいものだなぁと思わされました。彼の著作を読んでみようかしら。

  • カート・ヴォネガットの遺作。邦題は「国のない男」。入籍して、ちょっとして、で、読み始めたのだけど、読み終わって、作者プロフィールをよく見たら、ヴォネガットは11月11日生まれで吃驚した、という。アメリカを悲観しながら、たぶん、それでも、ヴォネガットはアメリカを信じていたんだろうな、と思う。(12/6/3)

  • ニヒリストの遺作。
    太田光のお勧めだから読んでみたが、ニヤリとするような内容である。化石燃料中毒だとか、ブッシュ・チェイニー・パウエルをコキ下ろしたり。
    こんな人がいなくなると、アメリカはいよいよアウトか?

  •  読んで良かった。各章の結文で、都度、ニヤッと口角があがる。おもしろい。
     で、面白いだけでなくって、ちょっとホロッとくる文章も散見したりするし、
     泣いたし。著者の憤りを交えた指摘も、頷きながら得心する。何というか、
     何というか、偉人だなぁと思った。化石燃料中毒。私は軽症ですよ。だって、
     自転車っ子ですから。

  • 怒りも憤りもユーモアとアイロニーに包んで...。

  • カート・ヴォネガットの自伝みたいな感じ?
    前からヴォネガットの本は読んでみたかったが、読めず。
    自分が働いている本屋で平積みになっているのをたまたま見つけた。
    アメリカ批判、文明批判、人間観、音楽観等が、ユーモアを交えて独特なタッチで表現されていて、痛快!!
    どんどん読み進めてしまい、一日で読んでしまった!

  • まずは、彼の作品を手にとってみようと思う

  • 皮肉っぽくて、ユーモラスで、知的で優しい。

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