決定力を鍛える チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣

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制作 : Garry Kasparov  近藤 隆文 
  • NHK出版 (2007年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140812624

決定力を鍛える チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣の感想・レビュー・書評

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  • ・戦術とはすることがあるときに何をすべきか知ることであり、戦略とはすることがないときに何をすべきかを知ることである。
    ―サヴィエリ・グリゴリェーヴィチ・タルタコワ

    ・ライト兄弟は彼らの創作物が秘める可能性を想像できず、飛行力を商業や軍事上の目的に利用するのは別の人間に託されたのだった。

    ・きわめて優れた構想も、一度の戦術的過ちで台無しになりかねない。長期的に見てもっと危険なのは、悪い戦略がよい戦術やまったくの幸運のために成功するケースだ。一度はうまくいくとしても二度起きる事はめったにない。だからこそ、成功にも失敗と同様に厳しく問いを投げかける事が重要である。
    パブロ・ピカソはそれを看破し、「コンピュータは役に立たない。答えを教えてくれるだけだから。」と語った。肝心なのは問いなのである。

    ・心構えというのは些細なことだが、大きな違いをもたらす。
    ―ウィンストン・チャーチル

  • ビジネスマン向き。著者はチェスの元世界チャンピオンだが、チェスの知識が無くても読める。戦略的な思考方法について学ぶことができる。

  • 原著のタイトルはHow life imitates chess。
    和書のタイトルが出版当時の流行をとりいれた「~力」という少し安っぽいものになっていて、内容もある意味ありきたりなものかもしれないが、読み物として面白い。
    しかし、カスパロフの思考や生き方、チェスをimitateするのは難しいかもしれない。
    ところどころに挿入されているチェス棋士に関する話もチェス好きにはうれしい。

  • 15年間チェスで世界チャンピオンを誇った著者の作品。原題は"How life imitates chess"とカッコイイ。まず大きな計画・戦略をもつ、評価軸をもつ、イノベーションを意識的に生み出すなど、汎化できる内容でなかなか興味深い。
    ・行動を伴わない計画は無益であり、計画のない行動は破滅を招く
    ・"なぜ?"こそは、職務を果たすだけの者と先見性のある者を、単なる策士と偉大な戦略家を分かつ問いである。
    ・マーガレット・サッチャーも言っている。「政治の世界でひとつ学んだことがある。必要なときが来るまで決断するな」
    ・直観とは、経験、知識、意志のすべてが集まるところである。
    ・どんな探検者もそうだが、私たちもまずは航海のプランを、すなわち戦略のプランを立てなければならない。つぎに資源を集め、慎重に配分し、必要なものを手に入れ、余計なものは捨てる。いったん船出したら、戦術眼を鋭く保つことが必要であり、衝突から逃げてはならない。ただし、その回避が自分のニーズにとって最も適切だと確信できる場合は別である。(中略)とりわけ、すべての決断は意識的に下さなければならない。これは将来の行動方針を評価するときだけでなく、過去の選択や選択する際のプロセスの効果を分析するときについてもいえることだ。
    ・評価の基本要素は、物質(マテリアル)、時間、質

  • コンピューターは役に立たない。答えを教えてくれるだけだから。 肝心なのは問。
    信頼せよ、しかし検証せよ。ロナルド・レーガン
    同じ誕生日の組が出来上がる可能性は、55人で99%
    →直感に反している
    準備する、勤勉という才能
    成功は未来の成功の敵

  • 政治家に転身した元チェス世界チャンピオンが語る人生の戦略・戦術の本。
    チェス以外のエピソードも多岐に渡っているので、チェスを知らない人が読んでもさほど問題はないかと。
    明確な事前準備を持って事に臨み、成功・失敗に関わらず必要な分析を怠らない。そして変化することを恐れない。

    長期に渡ってタイトルを保持した方ならではの重みがあります。


    「なぜ?」戦略の理解・発展・実行。

    「戦術とはすることがあるときに何をすべきか知ることであり、戦略とはすることがないときに何をすべきか知ることである」

    「…だとしたら?」展開を夢想する。

  • いろいろと示唆に富む内容。
    考えさせられる。

  • GUEST 003/松竹 社長・迫本淳一:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2010/04/post115081.html

  • 著者は元チェスの世界王者。チェスは思った以上に人間臭いところがあるようで、興味深かったです。例えば、試合は1対1で戦うものの、それまでチームで相当相手の研究をして試合に臨むらしいです。やはりそうした準備が大切なのだと。他にも盤上に流れる時間、それぞれの駒のその瞬間の質を把握する、プレッシャーにさらされる経験を積む、チャレンジする気持ちを持つ、全ての手を読むというよりは、中盤、終盤にこのような展開にしたいとイメージしながら戦う、などなど、チェスから得られる、人生・ビジネスに活かせるヒントをまとめています。
    (コンピューターに比べて)「私たちの最大の強みは、パターン、方法、情報を吸収して合成する能力である。」というのも納得。

  • 彼は22歳でチェス世界王者となり、15年間チャンピオン。
    年と重ねるにつれて、自分の力を試す機会はまれになるが、力試しをしなければ素質は見つからない。様々な分野で実験し、能力の限界を広げる方法を探すことができるという。
    実験が不可欠なのは、一種類の技能があれば事足りる活動分野などほとんどないから、という言葉からスティーブジョブスの点と点の話が重なった。
    自分はいろんなことに興味を持ち活動するタイプだと思っているが、広く浅い経験ばかりで身についてないことを自覚している。だから、いろいろ実験好きだから良いのか・・・と安心していられないと思った。読んだときは、やってみようと思ったのに結局やらずにいる1日の振り返り。何を見て何を学んだか。新たに留意すべきことの気づきは?経験は?この状況パターンがもう一度生じたら認識できるか?などなど。
    明日のためにどんな教訓をもち帰ったのかと自問すれば、もっと有能になれるだろうとの言葉が強く響いたはずなのに・・・。
    さあ、今日からやってみる。やる。

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決定力を鍛える チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣の作品紹介

史上最年少の22歳で世界王座を奪取。IBMスーパーコンピュータと"世紀の対決"。15年間、世界チャンピオンのタイトルを保持。つねに世界中の話題をさらってきた王者カスパロフが、数々のトッププレーヤーとの対局を通して、意思決定者としていかに成長してきたかを語り、最高の判断を下すための考え方を披露する。勝負に磨き抜かれた思考プロセスに学び、意思決定力を鍛えよう。チェス史に残る名プレーヤーについて、カスパロフの解説つき。

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