決定力を鍛える チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣

  • NHK出版
3.68
  • (18)
  • (30)
  • (29)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 427
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140812624

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • チェスの世界チャンピオンが語る、チェスから眺める勝利の法則。

    分析と想像と不断の努力、それが何よりも大事であるというのはどの分野でも同じであるということが示されていた。

    もう少し精読しないと、他のジャンルとの違いははっきり認識できないけど、もう少し問題意識が露になったらもう一度読んでみたいと思う本である。

  • チェスの世界王者、ガルリ・カスパロフによる本。
    内容は、チェスの試合を通じて得られた意思決定プロセスの改善方法である。
    著者は、非常に長期にわたってチェスのチャンピオンの座を維持してきた人物であり、それだけにその意思決定プロセス及びその改善方法は秀逸である。なぜなら、ただチャンピオンになるだけではなく、その座を維持し続けることは、時代の変化に適合するだけの能力が要求される。時代の流れがあっても正しく意思決定するならばいつまでも勝ち続けることができるが、それが困難であることは言うまでもない。
    この本には、彼の意思決定プロセス思考方法といったものが具体的に表現されており、是非とも読むべき書物として5点を与える。

  • 市場最年少の22歳でチェス世界王者。IがBMスーパーコンピュータと「世紀の対決」をしたことでも有名な著者のもとには、いまや世界中のビジネス界から講演依頼が殺到しているそうです。常に世界中の話題をさらってきた王者カスパロフが、どのように成長してきたかを語り、最高の判断を下すための考え方を披露してくれる本。

全37件中 31 - 37件を表示

著者プロフィール

1963年4月、旧ソ連邦の構成国、アゼルバイジャン・ソヴィエト社会主義共和国バクー生まれ。元チェス選手。現在は政治家。2011年より人権財団の会長。
22歳でチェスの世界チャンピンとなり、通算15年もの間チェスの世界チャンピオンのタイトルを保持。
1996年、1997年の2度、IBM製のスーパーコンピューター「ディープ・ブルー」と「人類の代表」としてチェス六番勝負をした。
2014年11月には、将棋の羽生善治四冠(当時)とチェスの対局を行なった。
2005年にチェストーナメントから引退。引退後は、政治家としてロシアの民主化運動に尽力している。
著書に『決定力を鍛える』(NHK出版)、『ディープ・シンキング 人工知能の思考を読む』(日経BP)などがある。

「2023年 『悪寒の冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ガルリ・カスパロフの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×