未来をつくる君たちへ―司馬遼太郎作品からのメッセージ

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (97ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140814024

感想・レビュー・書評

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  • 覚えていない

  • 図書館にある。

  • 立花隆
    学校の教科書を使った勉強だけでは足りません。もちろん、学校が教えてくれる勉強も大切なのですが、現実の社会ではそうした知識だけではどうにもならない。

  •  司馬さんの作品に登場する、明治維新をはさんだ「激動の時代」を生きた緒方洪庵、正岡子規、高田屋嘉兵衛。21世紀を生きる子どもたちへの司馬作品からのメッセージ。

  • 司馬遼太郎さんの小説に基づいて、3人の大人が小中学生に向けたメッセージをまとめたNHKの番組の本です。

    司馬遼太郎さんの「二十一世紀に生きる君たちへ」という文に感銘を受けて、この本を読みました。
    子どもたちにわかるように伝えるのは、難しい。
    でも、未来に生きることに希望をもつように導くのは、大人の使命だと思います。
    私も大人として、背筋が伸びる本でした。NHK、これからも受信料分のいい仕事してね。

  • 司馬作品が気になりつつも、どうも彼の文体が自分になじまず、なかなか読めないでいたのが気になっていたところへ、たまたま図書館で見かけて手に取った。

    NHKで放送された番組をベースに本として再編されたもので、小中学生むけに、司馬遼太郎の作品から、日本のために尽くした人が紹介されている。

    つい先ごろ「福翁自伝」を読んだばかりだったので、緒方洪庵の紹介部分は重なるところが多く、面白かった。(司馬氏の著作は「二十一世紀に生きる君たちへ」)
    他、正岡子規、高田屋嘉兵衛がそれぞれ司馬氏の著作「坂の上の雲」「菜の花の沖」とともに紹介されている。
    いずれも非常に興味深く、司馬作品読んでみようかな、という気になった。

    本書は息子に読ませるのにいいかも。

  • 資本主義社会のプリンシパル・エージェンシー理論における情報の非対称性、モラルハザード・インセンティブ問題。

    はたまた、契約社会における「信頼」「誠実」の重要性。

    三氏が、司馬さんの作品が言わんとしていることを上手に噛み砕いて、子供たちにしっかりと伝えた作品である。

    大人が読んでも、原点回帰でいいかも。

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著者プロフィール

評論家、ジャーナリスト、立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授

「2012年 『「こころ」とのつきあい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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