シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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制作 : 小林 弘人  関 美和 
  • NHK出版 (2010年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140814543

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シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略の感想・レビュー・書評

  • コラボ消費:①プロダクト=サービス・システム(所有より利用)②再配分市場(必要とする人に配り直す)③コラボ的ライフスタイル(時間、空間、技術、お金という資産を共有)「ネットで信頼を築く評判資本」

  • 所有から共有する時代へ。本書にあるネットフリックスとかは昨年知ったしなぁー時代は確実に、車や家を持っている時代から、シェア、共有する時代へとなっているということか。何度かほかの本で読んだ、大富豪の考え方に近いかも。彼らは不動産を持っているが、家を建てることはしない。家は資産をうまないからである。
    産業廃棄物について、いちばんいいのは新しいものを買わないことである。子供の頃、よく、カードとかゲームをばくっていたなぁ。

  • もっと早く読めば良かった

    シェアの発想のキッカケになった太平洋ゴミベルトの存在を初めて知った。

    シェアをして、物を大切に使う事を考えさせられた。

    画像で見て驚いたが

    生のゴミベルトも見て見たい。

  •  ちょっとこちらの本の内容と主旨が違うかもしれないが『金持ち父さんの投資ガイド上級編』を読むと『シェア』とリンクする考え方の記載があった。投資家の中でもハイクラスになると「自分の名前では何も所有したいとは思はない…」しかし一般的な投資家は「何もかも自分の名前で所有したい」という記載がある。興味がある方はこちらもおすすめする。個人が所有するから組織で利用するという考え方にシフトすると物理的、精神的な富が増えらしい。物事はそう単純じゃないが複雑と知り単純に行動するのが良い(笑

  • ペーパーバック版を購入。
    本書はハードカバー版が2010年に発売されているが、2016の今読んでもその内容は色あせていない。
    むしろ、日本でもAirbnbやUber、メルカリなどといったシェアの流れを組むサービスがテレビが注目されてきた現在に読むほうが2010年の発刊当時に読むよりも身近に感じる。

    内容はシェアという経済の形がいかに素晴らしいかということや、実際のサービスの紹介(AirbnbやUberなど)やそれがいかに社会の中に広がりはじめているかということが中心だ。

    <要約>
    もはや「シェア」は貧乏臭いものではない。インターネットと結びついたシェアは個人の利益の追求と省資源化、コミュニティの復活、低コストを両立させる新たな時代の流れか。

  • 話題になってから何年もたって読んだのだがそれでもとても刺激的だった。ハイパー消費国アメリカでこんなに広範囲のシェアビジネスが広がっているとは! でも本当に必要な物だけを吟味して買ってそれを使い倒すような生活信条の僕に取って、自分でもやってみようとはイマイチ起こらない。特にシェア革命が資源の枯渇を防ぐと強調しすぎるのはどうかと思う。

  • コラボ消費の原則として、クリティカルマス、余剰キャパシティ、共有資源の尊重、他者への信頼
    ユーザーの力にゆだねることで、人々が自分たちの行動やコミニティ全体の行動を管理するよう後押ししている
    初期のコアメンバーを引き入れることに多くの時間を使い、その後継続的に初期ユーザーを他のメンバーに紹介してゆく

  • コラボ、シェアに関する学びがふんだんに詰まった一冊。超長いが...2015年の今でも活かせる。

    私のものはあなたのもの

    地元ならではの体験というおまけつきの、割安の宿泊場所がそれだった。とはいえ、この巨大なビジネスチャンスにだれも参入しないのには、それなりのわけがある。―――赤の他人を信頼できるだろうか?

    世界中で起きつつあるコラボ消費。3つのモデル、
    ①ブロダクト=サービス・システム
    ②再分配市場
    ③コラボ的ライフスタイル
    これらが一つになって、「何を消費するか?」だけでなく「どう消費するか?」を変えつつある。
    コラボ消費は、その規模、成熟度、目的において様々なものがあるが、成功事例に共通する4つの原則、
    ①クリティカル・マス
    ②余剰キャパシティ
    ③共有資源の尊重
    ④他社への信頼
    がある。

    ゴミの量を減らすには、そもそも消費を減らすのが一番手っ取り早い

    レンタル倉庫。最初はみんな、1か月くらいのつもりで借りる。だが、結局は何年も、時には何十年以上も借り続け、1度もものを出さない人もいる。賃料は保管容量によって異なるが、平均で99$~195$が銀行口座から毎月自動的に引き落とされる。「ほとんどの場合、6カ月~8カ月もたてば、賃料の総額が、保管されているものの価値を超えます。とりあえずもうひと月分の小切手を切ってお金を払う方が楽なんでしょう。みんな考えたくないんですよ」。だが、その内、すべて処分してほしいと申し出る。。。

    ハイパー消費を操り、これを助長するのに欠かせないのが、4つの巨大な力。
    ①説得の力:人の心を動かすメッセージの研究
    ②後払い文化:お金を使っている感覚がない
    ③商品寿命:どんどん短くなっている
    ④「あとひとつ」的心理:物質の豊かさ=幸福の勘違い
    「どうしてこれほど多くのものに囲まれるはめになったのか?」を勘あげるヒントになる。

    今、私たちは「自分にどんな得があるか」<「みんなにどんな得があるか」に転換しようとしている。

    オープンなコラボレーションによるPJは、個として自主的に関わりたいという参加者のニーズとマッチし、同時に、何かに属しているという感覚やコミュニティ感覚を生むことにもなった。

    クラウドソーシングの成功は、人々が自分勝手な消費行動、つまり「自分モード」から抜け出して「みんなモード」になると、よりダイナミックな力が生まれることを意味している。

    子どもたちには「お友達とおもちゃを仲良く一緒に使いなさい」と言うくせに、自分のものは譲らない。私たちが大切にしている個人の自由が奪われる気がするから?

    1歳の子供は思いやりと強調行動は大人から学ぶわけではないし、見返りを期待するものでもない。子供は生まれつきもって社会的・協力的なのだ。
    3歳ごろになると、文化によってつくられた「社会規範」に従うようになる。つまり、同じ集団のメンバーにどう見られるかを意識して、協力したり、しなかったりする。見返りがありそうな相手をえり好み、それまで自分によくしてくれた相手にはより多くを分け与える。

    ①プロダクト=サービス・システム(PSS)
    あるプロダクトを100%所有しなくても、その製品から受けたサービス、つまり利用した分、だけにお金を払うという「所有より利用」の考え方に、バックグラウンドの違うさまざまな年代の人々が、ますます傾いている。

    ②再分配市場
    ソーシャルネットワークを通じて、中古品や私有物を、必要とされていない場所から必要とされるところ、また必要とする人に配り直す。
    5つのR「リデュース、リサイクル、リユース、リペア、リディストリビュート」

    ③コラボ的ライフスタイルモデル
    シェアやスワップ、物々交換の対象になるの... 続きを読む

  • この本自体もシェアできるそうです。確かに、一度読んでオブジェと化している本がたくさんあるので、図書館のように本をシェアすることも一案だと思います。但し、人間には中々抗えない所有欲というものがあると思います。つまり、使うか使わないかは別にしてある物をずっと自分の手元に置いておきたいという欲です。

    例えばCDです。以前は、100枚以上のCDを持っていました。それらをCDラックに並べると、眺めていて気分の良いものでした。しかし、音楽のデータ保存が可能となり、ネット配信が進んでからは、すっかりCDに対するそのような気持ちは薄れました。今では、人からもらったCDなどの思い入れの強いものを除き、他は全て中古市場に流しました。今自宅においてあるCDは30枚ほどです。

    書籍の電子化が進めば、本も自ずとCDと同じような道を歩むと思います。本は読まれるために存在するのであり、決して飾り物ではありません。今持っている本も、時期が来れば50冊くらいに絞りたいと思います。残りは、中古市場に流すなどして、どこかの知らない誰かと共有すればよいと思います。

    市場に流した本をまた読みたくなるかも知れません。その時は、また購入すればよいのです。度重なる購入費がムダと言う意見があるかも知れませんが、全体的に居住スペースが少ない日本家屋での保有コストよりは確実に少ないと思います。

    本書にもあるように、ほんのちょっとだけ個人主義を捨てればよいのです。

  • 読む前は、SNSなどネット世界でのシェアについて書かれた本と思っていましたが、最初は環境本と思いました。読み進んでいってもそれは大きくは変わりませんでしたが、物理的なモノ(本書ではアトムと呼んでいます)のシェア、例えば代表的なものではカーシェアとか、について多彩な事例を交えて説明しているものでした。冗長すぎる面があり後半は流し読みになってしまいましたが、このような考え方があっても良いのではと思います。

  • インターネットの普及とともに出現した様々な共有サービス/交換サービスについて解説分析した本。「消費から共有へ」というテーゼはいいのだが、米国人に言われるとムカつくのは私の心が狭いのだろうか?
    環境保護で有名なアル・ゴア家がクリスマスの電飾で煌めいてるような国なので、「いろはす」のように意識高く環境に優しいペットボトル飲料を飲んでるだけのような気がしてしょうがない。偏見ですが事実に裏付けられているので拭えません。

  • シェアがメインカルチャーになるかという話。
    消費のマインドセットが次の時代にうつっていると感じることができる。
    すでに世界で起きている事例をまとめている。
    コミュニティがブランド化する。

  • ・「すばらしいアイデアはみなそうだが、一つひとつの事例は小さいことでも、その可能性は驚くほど広い。ネギを育てたいグリーンさんと、庭を耕してほしいブラウンさんをつなぐことはあっと驚くようなことだとは思えないかもしれない。しかし一方で、スーパーマーケットが私たちの食生活の中心にあるのも、日々の小さな積み重ねの結果なのだ。ランドシェアはより多くの人々をその環境の外に踏み出させるものだ」

    ・私たちが享受する自由の大部分は、「モノを持つ権利」によって実現されてきたし、何をするかによって自分のアイデンティティをつくりあげてきた。だが、ミレニアム世代、つまり作家ジョン・ポールフレイが言う「生まれたときからデジタル」な最初の世代では、この自己と所有との強いつながりが壊れつつある。そして所有ではない新しいチャネル―パソコンやi-Phoneさえ持っていれば他に何も必要としないチャネル―を通して、していること(ツィッター)や読んでいる本(シェルファリ)、趣味(ディグ)や所属するグループ(リンクトイン)、そしてもちろん友人(フェイスブック)もシェアしている。
    →そうか、フェイスブックに今一はまらないのは、シェアする友人が少ないからか・・

    Airbnb (エアビーアンドビー).、日本でもやってる!!

  • 共有は経営を有利に進める

  • ここで、過去の価値観を一旦捨ててしまおう。使用頻度の低いものを購入する必要はない。みんなで購入する、或いは借りれば良いのだ!

  • 『FREE』と表紙が似ており書店でも並んでいることが多いので続編かと思いきや、作者は別。

    『FREE』が新しい経済圏の幕開けを予告していたのに対して『Share』は「コラボ消費はCool!」というのが帰納的に解説されている。本書でも書かれているが、個人消費は無くならないとしても、ITの普及や環境問題から消費をシェアする傾向は増々浸透していくのは間違いない。事例が豊富で定量的でもあるが、いささか冗長的すぎるか。

    面白いサービス例も多く興味深いが『FREE』ほどの衝撃はない。

  • シェアの概念の広まりには金融危機が大きな影響があった。
    子どもの前で物を落とすと拾ってくれる、これは子どもが生まれながらに誰かの役に立ちたいと思うから。
    物々交換がインターネットを利用し、かつプログラムでわらしべ長者的につながっていくシステムを作ったのはすごい。
    インターネットによる取引は自身の信頼を高く保ちたいという思いと、相手を信じるというのがあってこそ、成り立つのだと思う。そこに実施主体の信頼性はあまり必要ないのかもしれない。

  • とても良かった。自分のいらないものは、誰かにとって必要な物かもしれないという話。

  • 数年前に流行った本を、熱が冷めた頃にじっくり読んでみようシリーズ。
    一年以上、自宅の積ん読ラックに文字通り「積んで」あった本です。正直、もうちょい平坦な本かなーと思ってたけど、想像以上に面白かった。

    現代の過剰消費行動を助長する4つの力のうち、「1つの高額な品に合わせて統一感を意識させて買い換えを促し、消費にハメる」というものと、「あと1つ買えば満足できるかもしれないと思わせて無駄なものを買わせる」というものについては、普段は意識していない売り手側の魂胆をシンプルに表現してくれていてマル。

    それらを踏まえたうえで、周りの人々と「シェア」する消費スタイル(本書では「コラボ消費」と名づけられている)のメリットについて、本の3分の2ほどを割いて丁寧に解説しています。
    モノを所有するのではなく、必要な分だけ利用するという切り口で普及したカーシェアリング、「私があなたを助ければ、あなたが私を助けてくれる」ではなく、「私があなたを助ければ、誰かが私を助けてくれる」という、一対一ではなく一対多の関係を重視した再分配モデル、お互いの欲望が一致しなくてもモノやサービスを金以外の何かと交換できるコラボ的ライフスタイルなどは、解説されて改めて「あ、これもシェアの一例なんだ」と気づくぐらい、既に世の中に普通のこととして広まっている感があります。

    全体を貫く大きなテーマを選ぶとしたら、「インターネットシステム」と「消費スタイルの回帰」でしょう。
    インターネットという、昔の人が絶対に手にできなかった便利なツールを手に入れた消費者がそのシステムを活用して、第一次世界大戦後の軍事物資の供給過多を解消するためにアメリカが導入した大量消費(使い捨て)社会を膨張させていくのではなく、むしろ戦前の交換・使い回し・再利用の消費スタイルに回帰していくという流れは、実に興味深いです。

  • シェアに関して非常に幅広い知見から考察した一冊。ハイパー消費時代に変わる共有時代か。中古品、それからシェアサービス使ってみようか。

  • シェアの時代は確実に到来している。

    それを示唆していた一冊。

  • ■シェア

    A.人々はハイパー消費主義から目覚めつつある。その変化の根底には、次の2つの現象がある。経済成長が頭打ちなのに、資源が無限であるかのように消費していては駄目だという意識が広がった。モノを追い求めることで、友人や家族、そして地球との関係を犠牲にしていることに人々が気付き始めた。

    B.コラボ消費
    a.プロダクトを所有するのではなく、製品を利用した分だけお金を払う。
    b.ソーシャルネットワークを通して、不要となった中古品を必要とする人に配り直す。
    c.自動車や中古品といった具体的なモノではなく、時間や空間、技術やお金といった、目に見えにくい資産を共有する。お金に余裕のある人が、お金が必要な人に直接貸し出す「ソーシャルレンディング」などのサービスがる。

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ネットを通じたコラボレーションとコミュニティによって、持続可能な経済=シェアリング・エコノミーが始まった。"所有する"から"利用する"へ。ソーシャルネットワークが可能にした、Facebook時代の新しい経済。

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