- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140816752
作品紹介・あらすじ
古今東西の名著、その核心を読み解く。男と女。そこに光と闇がある。美しくも危険な物語の全貌-書き下ろし特別章「歌で読み解く源氏物語」収載!
感想・レビュー・書評
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源氏物語
最強のコンテンツ
改めてそう思う
和歌や古文の知識があれば
もっと楽しめるだろうな〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「光る君へ」にハマって、平安時代の入門として読んだが、なぜ源氏物語が名作とされるのか、どういう点で素晴らしいのか、その読み解き方などがわかりやすく書かれていて入門編としてとても良かった。
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2022/3/21
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並外れた知性と感性を持っている紫式部なので、男と女の物語を綴るといっても、源氏ワールドに現実味を持たせるべく細部まで書き込んでいきます。洗練された季節感を描き、文化を描き、貴族社会そのものや宗教を描き、時の流れを描き、果てはサーガになったのではないでしょうか?実在すると思えるほどに描き込まれた世界は、多くの読者を魅せ、研究者に生涯を捧げさせるほどの奥行きと多義性があります。
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年を重ねるにつれ、宇治十帖にひかれるようになるのは私だけではないようです。
「源氏物語」の第一人者による、あっという間の源氏物語。これで全部読んだ気になってしまいます(苦笑)