- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140818954
作品紹介・あらすじ
仮面ライダーとの再会、七夕飾りづくり、廃線となった鉄道の運転、伝統的なだるまの絵付け――。
佐藤健と神木隆之介が宮城の食や伝統、産業、ものづくりなど新旧さまざまな魅力を求めて訪ね歩く!
現地の人々との数々の出会いや対話を通して、伝統芸能や風習の継承、産業や文化の創造、そして震災の記憶の伝承など、二人が真摯に向き合い、これからの暮らしのあり方を模索する。旅の道中における二人のありのままの表情をとらえた貴重な写真や、訪ね先の情報も満載のビジュアル対話集。
本書を携えて二人の足跡を辿りながら、知ることから始まる「新たな旅」に出ませんか?
※本書の売上の一部は東日本大震災の復興支援を目的に寄付されます
※初回出荷分限定でカード型しおりが入ります。
《二人より》
2021年夏、目に見えないウイルスを前になんとか新しい生活スタイルを見出そうともがく日々。予測できない未来に不安を覚えながら思いを馳は せたのは、10年前に大きな被害を受けた東北のみなさんのことでした。あまりにも巨大な自然の猛威を前にくじけず前を向き、少しずつ歩みを進めた東北の方々の姿に今、僕たちが学ぶべきことがあるんじゃないかと感じています。
2011年秋、僕たちに何かできることがあるだろうかと向かった気仙沼、石巻、松島……。言葉では表しきれない多くの思いを抱きながらボランティアをさせてもらったあのときから10年。当時とはまた違った思いを胸に、僕たちは再び宮城を訪ねました。
そうして旅を終えた今、僕たちがハッキリと思うこと。それは、10年というタイミングは区切りじゃなくてはじまりだということ。忘れてはいけない記憶に触れ、多くの気づきを得た今回の旅は、僕たちにとって何か新しい旅のはじまりのような気がしています。ぜひこの一冊をもって、その気持ちを共有できたらと願っています。知ることからはじまる新しい旅へ。まずは宮城から、
佐藤 健/神木隆之介
《目次》
第1章 「それぞれの記憶」――せんだい3.11メモリアル交流館
第2章 「祈りを込めて」――鳴海屋紙商事株式会社/行山流水戸辺鹿子躍
第3章 「土地の力を感じる」――すみやのくらし/化石発掘体験
第4章 「つくり続ける意志」――佐野美里/本郷だるま屋
第5章 「ミュージアムの使命」――石ノ森萬画館/くりでんミュージアム
第6章 「海を知る水産を知る」――フィッシャーマン・ジャパン/鶴亀の湯・鶴亀食堂
旅のアルバム
旅を終えて
アクセスガイド
感想・レビュー・書評
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多くの人に手にしてほしいと思った。人気俳優のファンの方だけでなく、宮城に関心がない方も、新たな発見・気付きを得られる気がした。
震災に関係なく、人は「誰かのために」という自己有用感と「私だって」という自己肯定感が、一歩前へ踏み出す勇気を持てるんだなと思った。
『いわてから、』『ふくしまから、』があると更にいいし、全国で頑張っている方々に光が当たり、そしてそのことを知ることで元気をもらえたらいいなあと願わずにはいられない。
人と人が繋がる意義や喜びを再確認しながら、現地を訪ねてみたくなった。 -
佐藤健くんも、神木隆之介君も好き。
なのでとりあえず手に取ってみたww
宮城行って見たいと思っていた場所だから、興味がめっちゃ沸いた~。
有名なところだけではなく、
知らないところも紹介されていました。
写真多めなので、イケメン見ているだけでも癒される一冊。 -
写真が綺麗。2人も、取材された方々も皆んな凄く良い表情をしている。宮城は好きな県だが、また訪れたいと思える場所が出来た。
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もっと震災をクローズアップした内容なのかと思っていましたが、読んでみるとそんなに深刻な感じではなく、宮城県の伝統文化や産業、美味しいものや楽しい場所がたくさん取り上げられていて、読んだ後は宮城に行ってみたくなる1冊でした。
佐藤健さんと神木隆之介さんのファンなので読んでみたのですが、地元のために様々な形で活動する方たちの熱のこもったお話は読み応えがあり、今まで全く知らなかった色んな分野について知ることができたので、お二人をきっかけに読んでみて良かったです。
ファン目線のポイントとしては、くりでんミュージアムで大好きな電車に触れてテンションが上がっている神木くんがかわいい笑
あと、宮城に行ったら佐藤さんのお気に入りだという「仙台せり鍋」をぜひ食べてみたいです(^^) -
#みやぎから、
佐藤健と神木隆之介くん、ふたりの表情がとても明るくてよくて、写真もどれも明るい
でも宮城なんだから、震災と言うバックボーンがあっての本だから、色々考える
WAKE UP GIRLS!1期EDの「言の葉青葉」を思い出したよ。OPの「タチアガレ!」もちょっとだけ -
11年前震災ボランティアとして宮城に赴いた俳優の著者2人が、コロナ禍と震災10年という時期に再び宮城各地を訪ねて体験して、その地の人々と語り合う。被災の大きい沿岸を始め、山間部で新たな挑戦を始めた人々にも出会うことで、宮城の広さと多様さを感じる。震災以降、復興があっても地方は疲弊しつつある現状も目にするが、継続している取り組みや新たな段階に向かう各地の状況もわかる、経過報告としても読める。これが東北のみならず、地方で生きるあらゆる年代の人々の未来につながる指標のようになるといい。
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旅行記のような、写真集のような、ガイドブックのような。
震災復興は1つのテーマだけど、それだけじゃない。写真の人たちが笑顔なのが印象的。
サステナブルな漁業の話が一番興味深かった。
https://kahoku.news/a...
https://kahoku.news/articles/20220703khn000005.html