- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140881255
感想・レビュー・書評
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日本人がアメリカに行って、どのような話し方をすればよいのか、実例を書いた本である。日本人のように持って回った言い方をせず、単刀直入に言わなければアメリカ人には理解されないというのは誤解で、それなりの教育を受けた人は相手を慮って話をするということで、それはそうだろうと理解できた。外人はまともな言葉を使った方がいいそうだ。
程度の問題であるが、やはり日本人の方が持って回った言い方をするかな。
書いてある単語自体は難しくないので、この場合はこう言えばいいのだ理解すれば使える本だと感じた。ただ、向こうがペラペラと話したら、聞き取れないだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
英語の先生に勧められて読んだ本。丁寧な言葉使いが大事というのは万国共通なのかな。よかった。
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アメリカで過ごすためのしつけの本。しかし、しつけの内容自体は、日本でもきちんと行われるべきもの。自分ができてないと感じたことは、普段の生活でも心がけるべき。また、場合や状況に応じた易しい英語での表現例が書かれているので、アメリカへ行く機会がある方はさっと読むと良いでしょう。
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[ 内容 ]
美しい言葉遣いには人の心をとらえる力がある。
英会話でも、本当に大切なのは「話せるか話せないか」よりも、「どんな英語を話すのか」ということ。
感じのよい態度で丁寧な英語を話せば、きっと相手も好意的に対応してくれるはず。
渡米生活25年の経験から得た、旅先で、ビジネスで、好印象を与えるスマートな大人の会話術。
[ 目次 ]
第1部 人に好かれる英語とは(どういう人だと思われたいのか;英語にもある丁寧語;決して忘れてはいけない言葉 ほか)
第2部 知っていると得をすること(きれいな英語に聞こえる秘訣;交際術の鍵を握る名前の呼び方;日本語感覚で通じないこと ほか)
第3部 実践に役立つ日常会話(レストランで楽しい時間を過ごすために;スマートなショッピングの心得;交渉に必要なSocial Skills(社交技術) ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
フィギュアスケートの本で興味を持った田村さん。こちらの本も、マナーブック的な一面もあって、読んでよかったです。うん、ビジネス書的。耳が痛い部分多数で、特に姿勢とか、礼状とか。とかとか。
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率直と無礼を混同してはいけない。
行ったことが無かったら、どんなところか聞けばよい。
I've never been to North Carolina. What is it like? (それはどんなところ?) -
アメリカ(ニューヨーク)で、外国人としての日本人がどう見られているか、大人としてどういう英語を使い、どういう態度を心がけるべきか、ということを説いた本で、30年近く現地で生活をしている著者によるエッセイの形になっている。
著者は決して英語・英語学の専門家でもないし、タイトルからしてただのハウツー本のような印象を受けていたのであまり期待はしていなかったが、ブックオフで廉価で購入できたので読んでみた。そしたら予想に反して意外と面白いエッセイで、著者が実際に体験したり見聞きした話だけに説得力もあって、共感できる部分もあった。カッコ良さそうで気軽に言えそうなスラングの多用や、語尾を上げてyou knowを連発する「ペラペラに見える」話し方がいかに幼稚で、外国人としてはまた滑稽なことであるか、ということが述べられていて、共感した。また、ショッピングや食事、パーティーでのマナーなど常識的なことで、わざわざ説明されるほどのものでもないと思ってしまうが、一度は文字で読んでおくのも良いと思う。片言ゆえに粗雑な文(注文時にI wanna water.と言う、とか目上の人にWhat's your name?とか)になってしまい、人間性まで疑われてしまうという語用論的な問題を避ける工夫として、色々な表現が紹介されているのも役立つ。How would you like to~?とかレストランでのWhenever you have a chance, we'd like the check.とか店でのDo you have less expensive lines?などの表現はすぐに使えるようにしておきたい。(09/01/19) -
言霊とは最近は頓に聴かなくなったが、
本書を呼んだ際にこの言葉が思い浮かんだ。
美しい言葉には力が宿る
力ではなくとも言葉は発する人間の人格を反映するもの
綺麗な日本語を使う人は美しく、品性に溢れ、魅力的だ
それは英語でも同じこと
学生のカジュアル英語にはない、大人の、少し格式ばった優雅な英語はやはり聞いていてとても耳に心地よく
「紳士・淑女」といった印象を与えてくれる。
本書を読んでいてイギリスで出会った一人の老婦人を思いだした。
確かどこかのデパートで重い外開きのドアを支えてあげた時、
彼女は語気穏やかに
「Thank you, It's very kind of you」
と微笑んだ
なんて素敵な答え方だろう、と
その後しばらくは胸の内がとても温かな気持ちで満たされた
「It's kind of you」
ちょっと格式ばって聞こえるけど、とても優雅な言葉
さらりと自分も相手も気持ちよくさせられる英語を喋りたい
そんな思いを抱かせてくれる一冊でした。 -
なかなか良いと思います。
それでも現在の英語とはズレているようです。 -
読んでいて、頷いたり、感心したり、反省したり。
ほんとに、「どういう英語を話すか」の方が大事って言うのはよーくわかります。
だけど著者の女性、もんのすごく気が強い方です(笑
エピソードにちょっと引いてしまう場面も。