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みんなの感想・レビュー・書評
紀州藩の勤番侍・酒井伴四郎が単身赴任で暮らした江戸でのグルメ日記。
桜田門外の変の直後で、不穏な空気漂う紀州藩でありながら、伴四郎は、どこ吹く風といった感じで、叔父や仲間と四ツ谷や浅草界隈に出没し、美味い団子や寿司を肴に酒を呑み歩く。
実際の伴四郎の日記に対する解説がとても面白く、江戸のリアルな食文化を学べる優れた一冊。
あちこち食い歩きしたり、同居のおじに作りおきの食べ物を取られて嘆いたり、長屋の同輩と塩などを融通したり。
江戸時代に単身赴任した下級武士伴四郎の食生活を中心に、江戸の食も紹介されています。
堅苦しくなく、面白く読める本。載っているのは日記の前半までらしいので、後半も読んでみたいところ。
江戸時代、幕末のころに江戸に単身赴任した武士のグルメ日記
昔のことや外国のことについて書かれた本を読みながらどんな生活をしていたかを想像する。
こういう日記が残っているから一部であれ、昔の人に共感できるのかな。
読む度に美味しそうだな〜と。単身赴任している主人公は本当楽しそうに江戸の生活を謳歌していました。いいなあ。
なにげなく見た新聞の書評欄にあった本なのですが、なにかピン!とくるものがあったので買ってみました。
紀州から江戸への単身赴任を言い渡された妻子持ちの武士・酒井伴四郎(28)の江戸での単身赴任生活(おじさんと同居だけど;)がつづられた日記から江戸での下級武士の生活を覗いてみようという本。
著者が引用しながら解説してます。
中には雑学程度に知られた解説もありますが、実際生活していた人の日記なので、今で言うブログ並のおもしろさ。
お出かけ日記や、食事について、近所づきあいなどなど結構マメに書かれてるんですよね。
作り置きしておいたおかずをおじさんに食べられちゃってめちゃくちゃ文句たれてたりとか、出先で何か食べちゃ酒飲んでたりとか、いつの世の中も単身赴任のお父さんってこんなもんなんですか?(笑)
地味な本ですがかなりオススメします。
[ 内容 ] 時は幕末、万延元(1860)年。 紀州和歌山藩の勤番侍・酒井伴四郎が、江戸での単身赴任中に書き記した詳細な日記帳を元に、江戸のグルメを紙上再現! 安価ないわしや豆腐で節約しつつも、宴会ではかつお相手に腕をふるい、中秋の名月には月見団子を手作りする。 時に王子権現の料亭に贅沢し、浅草で寿司、麹町で牡丹餅に舌鼓。 [ 目次 ] 第1章 江戸への旅立ち 第2章 江戸の日々... 続きを読む »
当時の人々の生活は自然をありのままに享受していたであろう。食べ物はその素材の味が濃厚に感じられたであろうと想います。今はあまりにも人工的すぎて、素材本来の味がきっと忘れられてしまっているでしょう。
時は幕末、万延元(1860)年。紀州和歌山藩の勤番侍・酒井伴四郎が、江戸での単身赴任中に書き記した詳細な日記帳を元に、江戸のグルメを紙上再現!安価ないわしや豆腐で節約しつつも、宴会ではかつお相手に腕をふるい、中秋の名月には月見団子を手作りする。時に王子権現の料亭に贅沢し、浅草で寿司、麹町で牡丹餅に舌鼓。
5月14日読了。幕末に江戸へ単身赴任した下級武士・伴四郎の日記から、当時の食生活・文化・風俗を読み解く。自炊して倹約に努めたり、友人の調理の腕や調子のいい叔父のつまみ食いに愚痴をもらしたり、風邪ひき体調が悪くても日本酒で飲んだくれ、江戸と上方の菓子の違いに驚いたり・・・と、几帳面に日記をつける伴四郎の人柄が見えてきて面白い!海・河が近く寿司や新鮮な魚が安く手に入り、ファーストフードとしてうまい蕎麦をスパッと食べることができ、浅草や吉原では常に祭り騒ぎで歩き回るだけでも楽しい都市、江戸。楽しい時代・場所だったんだろうな~。
私にとって珍しい日本史関係の本。
タイトルの通り、幕末の下級武士の食生活を描いた本だが、江戸という都会に参勤交代の関係で出張(?)しているということもあり、下級武士の割には意外と裕福です。彼等の倹約の努力もかなりありますが。
献立の魚の多さ、半端じゃない飲酒量にびっくり。その量はまるで欧州中世のようです。
読んでるとお腹が空いてくるので、ご飯前に読むことをおすすめします。
時は幕末、万延元(1860)年。紀州和歌山藩の勤番侍・酒井伴四郎が、江戸での単身赴任中に書き記した詳細な日記帳を元に、江戸のグルメを紙上再現!安価ないわしや豆腐で節約しつつも、宴会ではかつお相手に腕をふるい、中秋の名月には月見団子を手作りする。時に王子権現の料亭に贅沢し、浅草で寿司、麹町で牡丹餅に舌鼓。
幕末単身赴任下級武士の日記の主に食に関する部分を上品な食いしん坊であろうと思われる著者が抜粋し、現代語に訳し、軽い感想と関連マメ知識等を述べている本。幕末単身赴任下級武士のちょっとした人間関係なんかも垣間見える為、この日記の全文を読みたくなりました。
なにしろ手がかりが少ない中、日々の記録にいちいちコメントを付けるのも大変だったようで「・・・なのか気になるところです」というような文の結びが目立つ部分があったり、変な予想をしてみたりと著者のおっとり感満載で意外とゆるいです。
引用されている原文は読みにくいかもしれないが、当時の普通の人の生活が垣間見れるというのはなかなかないんじゃないかな。
NHK出版だし、NHKでドラマ化すると面白いだろうなあ・・。
もとの日記はまだ半分くらい残っているらしいので、後編が紹介されたらまた読んでみたい。

江戸時代も、薬喰いと称して肉を食べていたという事実に驚きました。「生の豚肉を店から買ってくる」なんて、想像もしませんでした。





