ダブルキャリア: 新しい生き方の提案 (生活人新書 227)

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882276

感想・レビュー・書評

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  • ゼミ論の参考文献 ゼミ論にものすごーく役に立ってくれただけでなく、私自身の考え方にも影響を与えてくれた本

  • 本書はこれからの時代に向けて、非常にすばらしい提言を行っている。

    終身雇用制も崩壊、年功序列の給料制も廃れている昨今、本書で著者らが薦める「自分のキャリアを持つこと」は、個々人が生活を守るためにも、また人生に生きがいを見出すためにも、もはや必須のことと言える。

    ダブルキャリアは決して易しいものではない。しかし、人生を豊かに過ごすために必要な考え方である。まずは健康を第一に、そこからすべては始まるわけだが、出来る範囲のことからとにかく「やってみる」ことが大切である。準備に時間をかけているよりも、拙速であっても行動し、失敗することのほうが、得るものは大きい。

    著者らがたびたび使う「会社は自分にとって一番の得意先」という表現は、ドライに聞こえるかもしれないが、これからの社会人に必要な考え方であると思う。自分の人生は自分で設計し、切り拓く。そうした心構えが、現代の日本人には求められているのではないだろうか。一読の価値がある良書である。

著者プロフィール

経営関係専門ライター
1966年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業。文筆家。PR会社の知性アイデアセンター、リクルートのシンクタンクであるリクルートワークス研究所などを経て独立。人事、雇用、経営分野で執筆。

「2022年 『水を光に変えた男 動く経営者 福沢桃介』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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