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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140882276
感想・レビュー・書評
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ゼミ論の参考文献 ゼミ論にものすごーく役に立ってくれただけでなく、私自身の考え方にも影響を与えてくれた本
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本書はこれからの時代に向けて、非常にすばらしい提言を行っている。
終身雇用制も崩壊、年功序列の給料制も廃れている昨今、本書で著者らが薦める「自分のキャリアを持つこと」は、個々人が生活を守るためにも、また人生に生きがいを見出すためにも、もはや必須のことと言える。
ダブルキャリアは決して易しいものではない。しかし、人生を豊かに過ごすために必要な考え方である。まずは健康を第一に、そこからすべては始まるわけだが、出来る範囲のことからとにかく「やってみる」ことが大切である。準備に時間をかけているよりも、拙速であっても行動し、失敗することのほうが、得るものは大きい。
著者らがたびたび使う「会社は自分にとって一番の得意先」という表現は、ドライに聞こえるかもしれないが、これからの社会人に必要な考え方であると思う。自分の人生は自分で設計し、切り拓く。そうした心構えが、現代の日本人には求められているのではないだろうか。一読の価値がある良書である。