少女たちの性はなぜ空虚になったか (生活人新書)

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著者 : 高崎真規子
  • 日本放送出版協会 (2008年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882412

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少女たちの性はなぜ空虚になったか (生活人新書)の感想・レビュー・書評

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  • 空虚になるまでの性の歴史。筆者の価値観というか生きた時代の感性から見た現代の性が「空虚」ということか。
    「今昔物語」を読むと平安時代辺りは男女顔も知らぬ者同士が性交しているし、貞操云々も時代によって変わっている気もする。

  • 女性のセックス観の変遷が面白い。セックスに対する考え方なんて、その時代時代によって変わるような脆いものだ。
    でも、世代でセックス観は違うけど、決して分断されているわけじゃなく、今は昔とつながっていて、今の少女たちの問題は私たち大人の問題でもあるという著者の言葉に感銘をうけた。

  • 図書館で借りた本。
    女性の性観念を時代別にまとめてあり、現代の風潮は確実に前の世代が作ってきたのである、と締めくくられている。
    現在、10代少女と関わると、性が軽くなっていることは本当に痛感する。
    結婚するまで貞操をとっときなさい、とは言わないが、もっと信頼できるパートナーを選んでほしいなと思ってしまう。

  • 外部の視点から見た今の少女、という感じ。

  • [ 内容 ]
    今、少女たちは、溢れる性情報に右往左往し、セックスは思春期の不安や焦燥からの逃げ場、価値や意味を見出せない「行為」になりさがっている。
    何故か?
    戦後、女(と男)の「性」は、家や社会の旧弊や管理から自立し、もっと実り豊かな果実を産むはずではなかったか。
    70・80・90年代、われら親世代が生み出した「性意識」の嘘と真実、その変容と挫折を辿る。

    [ 目次 ]
    1 家制度と民主主義の中の性―一九七〇年代まで(貞操の時代 戦後民主主義と性 「ニューファミリー」世代の性と結婚)
    2 女たちの「輝く個性と性」の神話―一九八〇年代(女の子たちと「個性」 女の性の爆発―「モア・リポート」の衝撃 男女雇用機会均等法とバブルの中の女たち)
    3 セックスの意味と価値が消えた!―一九九〇年代(街中に溢れ出したセックス 女の子たちが抱え込んだ空虚な性)

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    [ 参考となる書評 ]

  • やはり元少女としてここは……
    嘘です。

    現在、少女達の性が空虚かどうかわたしには確認するすべがありませんが、この本は女性の性に対する認識の変遷をわかりやすい例をあげながら分析しています。
    時代と共に変わってきたのは「おんな」なんだなぁ、と。

    最早時代の流れのせいなのか?
    少女達は好きで空虚になったわけではないのか。ならざるを得なかったのか…

    これからもどんどん性というものの認識は変わっていくのかなぁ。
    時代はぐるぐる回っているので、いつかまた貞操の時代がやってきたりして。
    …ないか。

  • うーん、子どもたちの問題って実は大人の問題なんですね。真の女性の自立と、性について、まず大人がしっかりと考えていかねばならないようです。

  • 2008/1
    若い女性にとって性とは何か、それをはっきりさせるために1960年代から現在までの変遷をたどっている。
    ただ、今の状況に警鐘を鳴らすだけでなく、これまで表舞台で語られてこなかった内容について、丁寧にまとめてある。

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少女たちの性はなぜ空虚になったか (生活人新書)はこんな本です

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