痴漢冤罪の恐怖: 「疑わしきは有罪」なのか? (生活人新書 268)

著者 :
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882689

作品紹介・あらすじ

「この人、痴漢です」。たとえそれが身に覚えのない濡れ衣であっても、そう指差された瞬間、あなたの人生は大きく狂い始める…。元裁判官である著者が、男性であれば誰もが被害者になりうる痴漢冤罪に焦点を当て、冤罪を生み出す仕組み、警察・検察・裁判所という日本の司法システムが抱える数々の問題点を、白日の下に晒し出す。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    「この人、痴漢です」。
    たとえそれが身に覚えのない濡れ衣であっても、そう指差された瞬間、あなたの人生は大きく狂い始める…。
    元裁判官である著者が、男性であれば誰もが被害者になりうる痴漢冤罪に焦点を当て、冤罪を生み出す仕組み、警察・検察・裁判所という日本の司法システムが抱える数々の問題点を、白日の下に晒し出す。

    [ 目次 ]
    第1章 男なら誰でもありうる
    第2章 この人、痴漢です!
    第3章 そろそろ本当のことを言ったらどうだ!
    第4章 可憐な少女の証言は信用できる
    第5章 痴漢冤罪で失うもの
    第6章 裁判所の内幕

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 痴漢で捕まったらもう諦めるしかない。
    どんな反証も男の言い訳。
    警察官も裁判官も全面的に女性の証言を信じます。
    痴漢冤罪は女にはビジネスになります。示談金200万くらい得られるなら十分やっていけます。必要なものは矛盾が出ない程度の演技力と金がありそうな男。

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著者プロフィール

同朋大学大学院人間福祉研究科・社会福祉学部准教授。臨床心理士。
名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了(文学修士、1982)。愛知県児童相談所に勤務(1983〜1999)。1999年より同朋大学社会福祉学部専任教員。家族援助論、児童福祉臨床研究などを担当。児童家庭相談、特に児童虐待防止ケースマネジメントを研究。
主な著書等:『児童虐待へのブリーフセラピー』(共著 金剛出版 2003)、『新生児医療現場の生命倫理』(共著 メディカ出版 2004)、「サインズ・オブ・セイフティ・アプローチ入門」(共著 そだちと臨床vol.2 明石書店 2007)。訳書として、『安全のサインを求めて』(ターネル、エドワーズ著 共監訳 金剛出版 2004)、『児童虐待を認めない親への対応』(ターネル、エセックス著 共監訳 明石書店 2008)

「2008年 『子ども虐待防止のための家族支援ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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