プロフェッショナルたちの脳活用法2 育ての極意とアンチエイジング (生活人新書)

制作 : 茂木 健一郎  NHK「プロフェッショナル」制作班 
  • NHK出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140883105

感想・レビュー・書評

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  • 「プロフェッショナルたちの脳活用法」に続編がでました。
    前作同様、大事なエッセンスがぎゅーっと詰っている感じ。
    半端なく、メモしてしまいました。

  • プロフェッショナルたちが、どう脳を活用しているかとても興味深い内容でした。
    脳というと、老化すると衰えていくイメージがありましたが、新しいことに挑戦していく、日々気づきがある人は、いつでも脳のアンチエイジングができるとのことで、若くない私にとって勇気が出ました。逆に、歳だから、若くないからということで、チャレンジしないで保守的であればあるほど、老化が進み、自分は老いているんだと脳がそう認識するというのだから恐ろしい。
    また、今まで反省はしても後悔しないよう心がけていましたが、脳的には後悔はして方がよいとのこと。そうすることで、強烈な印象付けができ、次にこうならないようにするにはどうするかという対策を考えられるようになれるためとのこと。
    確かになと思いました。厳しいけど、今度試しにやってみようかと思います。

  • [ 内容 ]
    NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』の特別番組「プロに学べ!脳活用法スペシャル」の出版化。
    子どもや部下、そして自分自身を成長させるための“育ての極意”、さらに、脳をいつまでも若々しく保つための“脳のアンチエイジング”。
    この誰にとっても切質な2大テーマについて、各分野の超一流プロたちの実例を最新の脳科学で読み解き、誰もが実践できる“脳活用法”として伝授する。

    [ 目次 ]
    第1章 子どもの脳の育て方―成長の極意は「教えない」こと
    第2章 部下の脳の育て方―上司は安全基地になれ
    第3章 自分の脳の育て方―未来のために後悔する
    第4章 脳のアンチエイジング1―体を使って脳を若々しく保つ
    第5章 脳のアンチエイジング2―“意欲の脳”を活性化する
    第6章 脳のアンチエイジング3―“自分流”のススメ

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 先日読んだ本の続編です



    印象に残った部分



    「ゆとり教育という言葉がありますけど、

    本当に必要なのはゆとりを与える教育ではなく、

    ゆとりを持って見守る教育だと私は思うんです」



    「一番ダメなのはレッテルを貼ること。

    いったんレッテルを貼られると、

    周囲はそういう目で見るし、

    本人もそのとおりに動いてしまうんですよ。」



    「成功であろうが失敗であろうが、

    とにかく『最後まで完結させる』ということが非常に重要」



    「不安を覚えやすい人というのは、知的な人が多い。

    いろいろなことを知っていて、

    さまざまなケースが想像できるのは、

    脳の情報処理能力が高い証拠でもある。

    だた、それがネガティブな方向に働くと、

    考える事が不安材料を増やす結果につながってしまう」

    私がまさにそんな感じです。

    悪い結果は何パターンでも浮かぶ。

    でも、そういうイメージを持てばそういう結果になるような気がして

    成功イメージのパターンを増やす努力をしています。



    脳のアンチエイジングは

    「好きなことをとことん楽しむ」

    これにつきるようだ。




    「」部分は引用

  • 部下や子どもを育てるには教えないこと。
    自発の芽が出てくるまでじっと待つこと。
    上司は応援団。部下に考えさせ、対話する。

  • 前作も気に入っていたので、こちらも購入。前作よりも自分の心に響く言葉が多かった印象。友達に贈ってしまったので、もう一度自分用に購入しておきたい。モチベーションが下がったとき、目標を見失ったときに読み返したい一冊。

  • ○29本当に必要なのはゆとりを与える教育ではなく、ゆとりを持って見守る教育だと私は思うんです。
    ★子供の権利とかを履き違えて、ゆとりとかを与えすぎて、本末転倒してしまったんだろうな。
    ○86あえて「答えを教えない」という方法 (子供に対して)
    「いかにして働いている回路を止めないようにするか」(部下に対して)
    ★上司としてだけでなく、自己管理としても使える気がする。
    ○122「そのとき限界だと思われていることは、自分ではなく誰かが定めたものなんです。」
    ★特に小さな子供は自分の限界なんて考えていないんだろうな。「危ない、早くしなさい」という大人の都合の言葉が萎縮させているんだろうな。
    ○172「いま」にどれだけ夢中になれるかというのは、脳のアンチエイジングにとって重要なキーワードになる。
    ★仕事も楽しめたら、いいのに。。

  • 「自分が学ぶこと」を日々続けていくことが

    脳にとっては最高のアンチエイジングになる。

    手が届きそうだが、まだちょっと足りない。

    それが原動力となって成長の道を歩み始める。

    「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演された

    人たちのエピソードを織り交ぜながら

    「人間の意欲」にせまっていく。

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