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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
それぞれの子どもを例にあげて対談されているので大変読みやすい。
ニュータウンなど新住民の多い同質性の高い空間での問題、学力低下問題の考証など、すでに書かれていることでもあるが、更に分かりやすく、面白く読めた。
子育て政策に対する非子育て独身世帯のある種の不満に対する答えに納得。
この二人が「父親」として語るとは。
関係ないけど、子一人親と子二人親の違いが、実感として読み取れておもしろい。
東浩紀と宮台真司の対談本。 父親の視点から家族・教育・社会等、 様々な意見を交わし合っている。 特に最近よく思う、 フラット化した社会における、 ダイバーシティ(多様性)の問題が指摘されていたのが興味深かった。 やっぱり、 「豊かさ」って「多様さ」だよな。 業田良家の 「人類の代表」という短編漫画に、 「渾沌とは豊饒のことである」 というようなことが描いてあるのだ... 続きを読む »
東浩紀と宮台真司の対談本。 小さな子どもを持つ父親、という視点から、子どもを通じて現代社会を考察する。 育児本ではない。 二人の言ってることはどれももっともなことだと思う。 でも対談本だから「言論人の本音」に近いところがあからさまに出ていて、 それは少しいやだ。 言論人は基本的に選民思想というか、自分たちが「デキル人間」だと強く思っている。(実際彼らはデキル人間だし、それを否定する... 続きを読む »
[ 内容 ] 娘ができて初めて見えた日本社会の問題点とは? 若者の非婚や少子化をいかに乗り越えるか? 育児体験の比較から、教育問題や男女のパートナーシップのあり方までを論じ、「子ども手当」など保育支援策を検討。 ツイッターなど新メディアを利用した民主主義の新たな可能性まで、今日の知的課題をも浮き上がらせる白熱の討論。 [ 目次 ] 第1章 親子コミュニケーションのゆくえ―家族を考え... 続きを読む »
私は子供が生まれることで、世界の見方が大きく変わりました。
社会にコミットしていかないと、と強く思ったわけです。
自分にできることに限りはありますが、しかしできる範囲で最大限努力をしていく。
我が子や孫の世代のためにも、社会がすこしでも良い方向に進めばと思うわけです。
現代の論客のお二人だからこそ、日本社会をここまで掘り下げてくれています。
小さなお子さんを持つ父親の皆さん、是非ご一読を!
父として、教育、社会、子育てについて対談する。現代社会を鋭くえぐりとって、論議している。つべこべ言わずに読みなさい。
・近隣ネットワークから外れてまで私立校に行かせるメリットは?
・異性にモテる>勉強ができる
・グループワーク中心のフィンランド
・ノイズ耐性のなさすぎる親子
・女子と仲良くなる能力=子供と仲良くなる能力
・遊びからの学び>ルールからの学び
・他人の強みを拝借する能力
主としてコミュニケーション能力に起因する問題について議論が進められていき、エリート目線の宮台に東が疑問を提示する形でのやり取りなどは読み物としても非常に面白い。
しかし、ちょうど同年代の幼い娘をもつ父親としては、まったりと子育てを語る第1章に惹かれる。
実際に幼児を抱えて世界の見え方がガラリと変わってしまう体験をしている身として、ただ単純に共感しちゃうんだもの。
子供を介しての地域ネットワークへの繋がりとか、ショッピングモールなどに対する見方とか。
この感覚はおそらく子供のいない方には理解不能なものだろうし、逆にもっと子供が大きく成長してる親御さんにとっては「はぁ?」というものであろうけれど。
「父として考える」読了。父になったことが二人の思考にどう影響してるかが興味の的だったけど、案外同じような感覚とわかり、残念なような、安心したような。大半は若者のコミュニケーション能力低下への警鐘。いくつかの素朴な子育て話の方がよっぽど説得力があった。東さんのツイッター論には賛同。
東、宮台の対談本ってことでおもしろそうだったので読んだ。
タイトルだけ見ればちょっと賢い人が書いた育児本みたいに思えるけど社会学的な内容。
お互いがお互いの子育てを褒めあってるのがきもおもしろい。
東浩紀の前書きでちょっと泣いてしまったのは内緒。
そこはかなとなく、ホモソーシャル臭がぷーんと香っていた。
注釈がある程度充実しているので楽しかった。ミードといえば、マーガレット・ミードを思い浮かべるが、ジョージ・ハーバート・ミードという方もいらっしゃるらしい。
四章に書かれている虚数の話がおもしろかった。ロマンチシズムや余白なしの、リアリズムはない。
「絆コストなくして絆なし」、っていうのは覚えておきたい。
字面や主義主張、研究者のパーソナリティーなどにとらわれすぎずに書物を読むやり方を今後模索したいものだ。
裏付けのある内容ではなく恣意的な意見が続くが、2名とも本業で実績のある方々なだけに、彼らがどのような意見・スタンスでいるのかを知ることが出来たという点で収穫だったと思う。特に教育に関する点では感心する事柄も多かったが、前述のような理由から安易に彼らの意見を正しいものとして取り入れるのは盲信になりかねないので、一意見として留めておく。
東さんと宮台さんの言う「誤った教育」を受け、コミュニケーション能力に支障を来たしている私たち(というより私)はどうしたらいいんだろう。大学生になっても人は変われるというのなら、変わることができそうな集団に身を投じていかなければいけないのかな。とかくコミュ障には耳の痛すぎる本だった。
2章までは2人の話がかみ合ってて面白いんだけど、3章からは宮台さんの研究発表に東さんが相槌を打ってるだけみたいになってしまうのが残念。
それと、父親になると地域社会にコミットせざるを得ないと言うけれど、大学の関係でとある市の子育て支援課にインタビューに行って聞いてきた話によると、父親は依然として地域の子育てコミュニティに参画していない・できない現状があるそうだし、実際自分の父親もご近所付き合いなんて一切しない人で、それでやっていけていたのを目にしている。そりゃ、大学教授みたいな職業なら、論文書く気分転換にお散歩に出てご近所さんにご挨拶する機会なんかは多くなるのかもしれないけど・・・なんだか、宮台さんという人は視野が広いようで狭い印象をどこか受ける。
同時代に父なった同世代として共感できる内容が多かった。論壇でもとがった二人が「父」としての表情に照れている感じが好感もてました。
小難しい記述が多々あるが、お二人の間の年齢で、子どもが同じ年代と言うこともあり、
書いてある内容については、同意できるものが、たくさんあった。
自分がなんとなく思っていたことが、文字となって書かれていて
自分と同じ考えの人が知識人にいると言うことが分かり、勇気をもらった気がした。
2010.9.18
宮台さんの本は3冊目、東さんは初かな。
・職住近接
・隙間コミュニケーションの重要性
・複素数的な意味加工(ロマンチシズムとリアリズム)
・共同体と市場の両立性(剥き出しの個人は幻想)
・絆コスト
納得できる部分が多かった。
子育ての話は少なかった笑
父として役割を果たし始めた二人の学者の父親観から見えてくる現代社会の問題を、学者というより、父親として考える。

前半は子育ての話だけど、後半は両者の展開するいつもの持論。両社会学者の子育て論は意外にも普通。だけどそこが逆に良いのかも。両者とも教育する家族には絶対にならないって述べてるし。東先生の書斎で娘さんが微...





