人生を変える「書」 観る愉しみ、真似る愉しみ (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140883457

作品紹介・あらすじ

空海から良寛、信長から龍馬、相田みつをから小泉純一郎まで。24人の書を繊細かつ詳細な視点で紹介。余白美や線質、にじみ、かすれにいたるまで、その技法を味わい、書き手の人柄までも自由に想像してみる。書を観て真似ることで、コミュニケーション力・表現力が着実に上達する。書の世界の奥深さを説く入門書の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 空海から良寛、信長から龍馬、相田みつをから小泉純一郎まで。24人の書を繊細かつ詳細な視点で紹介。

  • 書には人が全て現れる。
    本当か?という気が一瞬したけれど、
    逆に言えば、自分のどんな所作であっても
    自分の表現なんだ、と思えば
    極めて当たり前なのかもしれない。
    それをどれだけ読み解けるか、は別の話。
    ------
    「臨書」をとても大切にしている。
    書き写すという行為を通じて、
    書き手がそれを書いたときに何を感じていたか、
    どういう価値観を持った人か、
    どういう生き方をしてきたか。
    それらが全て感じ取れるとのこと。
    人から学ぶ、成長する、という道のりは
    そうやって成り立って行くのかもしれない。
    ------

  • 歴代の著名な人物の書から、あらゆるものを感じ取れるものなんだなと感心しました。それに、貴重な書の写真も見れて感動。信長の書は迫力があった。

    俺も、揮毫とまではいかないまでも、ペンなどで、ここぞと言う時はしっかり書けるように、自分の字を見直さないと。

  • 「奇」をてらった書を書く人だね.

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著者プロフィール

1975年、熊本生まれ。本名 武田大智。
3歳より書道家である毋・武田双葉に師事し、書の道を歩む。
東京理科大学 理工学部卒業後、NTTに就職。3年後に書道家として独立。
音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーションや、斬新な個展など独自の創作活動で注目を集め、映画「北の零年」「春の雪」、 NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」など、数多くの題字、ロゴを手がける。
また、世界中から世界中から依頼を受け、パフォーマンス書道、書道ワークショップをおこなうとともに、海外に向けて日本文化の発信を続けている。
ADHDの特徴と言われる多動性・衝動性を併せ持ち、2022年には 精神科医・岩波明との共著『ADHDを「才能」に変える生き方』(ビジネス社)を出版。

「2023年 『母ちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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