- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140883570
作品紹介・あらすじ
仕事帰りのビジネスマンでにぎわうキタの串カツ屋、カウンター越しのライブ感を味わうミナミの割烹、芦屋の「大阪より大阪らしい」うどん屋。地元の常連と料理人のやり取りや、店のたたずまいから見えてくるもの。「うまいもん屋」を訪ねれば、その「街」のすべてがわかる-ナニワの名物編集者・江弘毅による、極上の「街場論」。
感想・レビュー・書評
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私は北摂人ですが、北摂人のジレンマをこれほど適確に言い当てられたのは初めてです。
立派な大阪人になりたい。フグの食い方を勉強したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江さんが書かれた本の中では、これがベストと思う。
京阪神の「うまいもん屋」を紹介しつつ、「うまいもん屋は情報ではない」ということがひしひしと伝わってくる。
オムライスは大阪が発祥の地だったとか、知らなかったこともたくさんあった。
でも、いちばんおもしろかったのは「白雪温酒場」のお話。
「あのなあ、にいちゃん、ここ白雪やから焼酎はないねん」
ぜひ一度行ってみたいと思う。 -
紹介:dancyu 2011/11 P.135 私的読食録 堀江敏幸
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酒好きとして、著者のスタンスに共感。
街とか関係性とかコミュニケーションとか。
情報とかラベルとかチェーン店とかでなく。
あと、固有名詞が出てくるのは嬉しい。 -
11/08/18。