総力取材! エネルギーを選ぶ時代は来るのか (NHK出版新書)

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  • NHK出版 (2011年12月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140883679

総力取材! エネルギーを選ぶ時代は来るのか (NHK出版新書)の感想・レビュー・書評

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  • 生井良一先生 推薦

    青森県六ケ所村には、原子力関係の施設が多数あり、その周りには石油タンクがたくさんあり、さらにその外側には風力発電がいくつも並んでいるという。しかし、昨年の震災のとき、地元ではその風力発電の電気は使えなかった。なぜだろうか。
    この疑問を解こうとしてNHKの取材班が追いかけた取材の記録がこの本である。読みやすい本である。取材は日本各地にも、海外にもおよぶ。とくに、スウェーデンの電気を自由に選べる制度はおもしろい。まるで、携帯をどこの会社のものにしようか、どんな支払いメニューを選ぼうかというかんじである。

  • NHKらしいマジメな構成。まずは3.11以降の日本のエネルギー(特に自然エネルギー)を取りまく現状が解説されています。その後、スペインとスウェーデンの紹介があります。
    スペインは自然エネルギーを国主導で導入した国で、ちょっと失敗気味。スウェーデンでは市民が何で作られた電気かを知った上で、ちょっと高くても自然由来の電気を選ぶ国。
    原発やら自然エネを0か1かではなくて、スウェーデンみたいに自分のポリシーに合った形で電気も買い物できるといいのになぁと思いました。そうすれば、みんながもっと将来と現状を現実的に見れるのではないかと思うんだよね。日本って自分で選ぶことができる幅が異様に狭い気がするのは気のせい??

  • 日本のエネルギーをどうしていくかで、示唆を与えてくれた。

    エネルギーは経済性はどうか、持続可能性はあるのか、リスクはあるのかという個別の議論以上に、どのような社会を望むのか、それを実現させるための政治参加を詳細に考える必要があると思った。

    つまり、原発問題に象徴されるのは電気のあり方に国民が関与しておらず、中央集権化(とは国支配者が効率の良い統治に必要というのが明治維新以来の日本である)の悪い面である当事者だけが分かるブラックボックスが起きてしまい、いざ事故が起きたとき、パニックになり問題点や解決策の把握にとても時間がかかっている。

    原発を選ぶさい、国民参加がなかいまま3.11を迎えた。

    そこで、
    エネルギーは社会のあり方、ひいては一人一人の生活に影響するので、
    エネルギーの仕組みを再構築するために、どのようなメリットやリスクがあり(そのためには、問題点の情報公開が不可欠)、国や地域社会、そして一人一人の生活がどう変わるのかのディテールまでも想像できるような、エネルギー政策審議を求めたい。

  • NHKスペシャルで放映された内容「日本新生」の書籍版。すぐに読める内容だが、議論としては実態はこんなに単純じゃないんだけどなーと思えるような内容。導入篇としてはよいかもね。

  • 次世代エネルギー普及のための道筋は

  • 自然エネルギーをなんとか排除しようとする、電力各社と政府委員との攻防が生々しい。風力発電業者がバタバタと倒産している。

  • NHK出版の本です。電力会社の話を書いてますが、特に読んでて面白かったのは、第2章だったですかね。でも、新しい知見はあまりなかったような。。。

    とにかく、電力需給がうまくいくと良いです。

    おすすめ度は5点中、3点。
    挿し絵はいいですよ。

    目次
    はじめに いまなぜエネルギーなのか
    第1章 「エネルギー自立」への試み
    第2章 自然エネルギーと電力行政
    第3章 スペインの模索—固定価格買い取り制度の光と影
    第4章 スウェーデンの選択—半世紀にわたる試行錯誤
    第5章 どう選ぶ?私たちのエネルギー
    おわりに 国のかたちを考える

  • 今まで、電力はuntouchableな分野。
    今後買い取り制度、電力の自由化など国・国民全体が意識を持つべきだ。
    電力会社の作戦に騙されるな。
    自然エネルギーはコストアップ致し方ない。

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総力取材! エネルギーを選ぶ時代は来るのか (NHK出版新書)の作品紹介

福島第一原発事故以降、再生可能エネルギーへのシフトが叫ばれている。しかし、そこには移行を阻む「壁」が存在していた。原発からの脱却は可能なのか。その答えを求めて、原子力を推進してきた電力行政の姿から、電力の「地産地消」を目指す被災地や地方の取り組み、ヨーロッパ各国が模索するエネルギー改革の光と影までをNHKが総力をあげて徹底取材。日本の未来を左右する「電力選択」の可能性に迫る。

総力取材! エネルギーを選ぶ時代は来るのか (NHK出版新書)はこんな本です

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