実践! 田舎力 小さくても経済が回る5つの方法 (NHK出版新書)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140884133

作品紹介・あらすじ

リーマンショック、東日本大震災以降、どん底からの再生を模索する地方自治体。そんななか、地域特性を徹底的に調査し、生活者視点に立ち戻り、連携して新しい仕組みをつくりあげたところでは、経済と雇用が生まれ、誇りと笑顔を取り戻している。六次産業化、着地型観光、コンパクトシティ、再生可能エネルギーなど近年注目の戦略を中心に、持続可能なまちを自らつくりだすポイントを5つに整理して紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 田舎力シリーズ第二弾ということで…。
    実践!とついているだけあって、地方を、第一次産業をこれからどうにかして盛り上げたい人々に向けての実践的な内容が多く記載されている。ただ例を並べているだけでなく、その例の前後関係や、どうやってその例が生まれたのかが前作より多めに記載されているイメージ。

    安易な6次産業化ではうまくいかない。一般的な企業が行っていることを、そしてハードも大事だがソフトもより大事だということがわかっている場所の中でも、一部分だけが成功しているんだなぁと感じた。

  • ●全国の直売所の数はセブンイレブンを超えている。すでに農協は農業の中心ではない。
    ●今治のさいさいきてや。苺タルト。
    ●内子のからり、POSシステム。生産者にはバーコード入の帽子、かざすと簡単にシールが印刷させる。

  • おもてなし課で興味を持って読んでみたけれど続編だったとは。

  • ○地域ビジネスのコンサルティングなどを行う金丸氏の作品。
    ○地域の六次産業化を中心とした地域振興の事例を解説した作品。
    ○日本の地方に秘められた成功のポイントが説明されていて、興味深い。

  • 一次、二次、三次を足して六次産業化

  • 豊富な事例をもとに、論理立てた説明と実践的な内容で説明をしているので、現場に落とし込みやすいと感じました。

    同じく金丸さんの書かれている『幸福な田舎のつくりかた』では、この中のいくつかの事例が写真入りで紹介されているので、合わせて読むと理解が深まって良さそうです。

  • 六次産業=1次産業+2次産業+3次産業 生産から、加工、流通、販売まで一貫して消費者に届けるシステム 食のルーツを探るテキストづくり 「味」についての表現を高める 私たちは五感で味わっている 交流・連携で互いを活かす街づくり だれもが豊かになれる町を目指そう 環境と学びで自治・自立するづくり

  • 20131023 誰かがしてくれるという考えではなく自分達でやるという気持ちの強さを持てるかどうか。追い詰められたからかも知れないがやればできるしやらなければ何も変わらない。考えさせられる。

  • 計画をごく一部で経済性まで読み込んでかなりの完成度で作ってしまって、残りの参加者に賛成だ消してもらうのが速いというのはノウハウ。

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著者プロフィール

1952年佐賀県唐津市生まれ。食総合プロデユーサー。食育や観光事業のワークショップのプラニングから、ツアーへの展開、公開授業、幼稚園から大学まで各学校での食の講師なども手がける。北海道から沖縄まで全国の農村や町など700カ所を自ら巡る。著書に『創造的な食育ワークショップ』『本物を伝える 日本のスローフード』(岩波書店)、『ゆらしぃ島のスローライフ』『メダカが田んぼに帰った日』(学習研究社)、『子どもに伝えたい本物の食』(NTT出版)、『フードクライシス 食が危ない!』(ディスカヴァー21)など多数。

「2008年 『給食で育つ賢い子ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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