はじめてのサイエンス (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 448
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140885000

作品紹介・あらすじ

いま、学ぶべきサイエンスとは何か?「物理」「化学」「生物」「医学」「地学」「環境問題」-6科目のエッセンスを講義形式で明快に説く、池上彰初の科学入門。核兵器から原発、水素エネルギーから再生医療、首都直下地震から地球温暖化まで、ニュースの核心がスッキリ分かる決定版。科学とは「疑うこと」から始まります!

感想・レビュー・書評

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  • 文章は読みやすい。

    珍しいテーマは特になく、今までニュースになって来た科学の小ネタのおさらいという感じです。

    思っていたより主張が強い、断言が多いと思いました。
    実はこんな裏があるよー、こんな疑問があるよー、物事の一面だけを見て判断する危険性を提言していながら、最終的には一つの考えに終着させようとしているように感じました。

    科学=事実=中立な本ではないです。科学の小ネタをからめた社会事象に対する一つの考えとして読めばOKかと思います。

  • この世界を作り上げている究極の要素は素粒子
    素数:自分自身と1以外では割り切れない(3,5,6,13,17・・・)
    原子の種類を決めるのは陽子の数、陽子の数が小さい方から順番に番号をつけたものが原子番号 水素は原子番号1、ヘリウムは2 原子番号が最も大きのはウラン92自然界には核分裂をしやすいウラン235と核分裂をしにくいウラン238
    化学は水素、酸素、炭素などさまざまな種類の元素を学ぶことで、物質の性質や変化について研究していく
    物理はさらに細かい要素を見つけだそうとして、宇宙をつくる究極の要素や法則を探し出そうとする学問
    物質が酸素と反応することを、酸化と言う
    すぐれた理論や仮説というものは、疑うことから始まる。
    細胞を形づくっているニ大成分は水とタンパク質
    炭素14を使った、放射性年代測定法:年を経るとどんどん減っていく。半減期(放射線を発する量が半分になる期間)5730年 地球上の生き物は、呼吸をするとき、炭素14を吸収する。死ぬと吸収しない
    DNAは二重らせん構造、アデニン・チミン・グアニン・シトシンの4種類の物質からなっている。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/690007

  • 古本屋で購入。苦手分野なので買ってよかったー。
    手元においておこう。

  • 化学についてあまり勉強してこなかったので、興味を持つきっかけになったこと、また自分の理科系科目への知識不足を感じたので、こつこつ勉強していきたい。

  • 文系卒ですが、理系の話もワクワクしますね。

  • 分かりやすく伝える方法と科学常識を学べる

  • 深さはないが、本当にわかり易い。

  • 物理、化学、生物、医学、地学、環境問題とテーマを分け、科学の営みがわかりやすく解説されています。さすが池上さんだけあって、物理は核兵器や原子力発電、科学は水素エネルギー、生物は遺伝子組み換え、医学はウイルス、地学は地震と、社会課題とセットで説明されているので、すごく内容が身近に感じられます。科学をこんなにわかりやすく書けるって、すごいな。

  • 分かりやすい解説で人気の文系男子・池上彰による「サイエンス入門」。素粒子とか原子力とか、科学アレルギーの人なら蕁麻疹が出そうなお題について、誰にでも分かるように解説してくれる。水素エネルギー(化学)・生命の誕生と遺伝子(生物)・ウィルスやSTAP細胞(医学)・大地震の危険性(地学)・地球温暖化(環境)など、広~く浅くレクチャーした内容は、理系の大学生でも楽しめる。サイエンス嫌いな人にも是非ともおススメの一冊。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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