未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義 (NHKブックス)

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著者 : 荻上チキ
  • NHK出版 (2014年5月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140912164

未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義 (NHKブックス)の感想・レビュー・書評

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  • 「社会が抱える問題」を考えるとき、正直なところ何から手をつけたら良いかわからない、と私自身戸惑いがあった。

    新聞を読むのが手っ取り早いかと思うと、意外ととっつきにくくて難しい。
    新聞はもちろん読んだ方がいいけれど、そこに書いてあるのは基本的に「現場はこう動いてますよ」という経過報告だ。

    政府がこういう法案を決めようとしている、とか、ある国で紛争がおきて難民が出ている、など。

    そういった報告を読んでも、じゃあ自分にとって社会はどうあって欲しい?という「疑問」に直結するわけではない。

    そんな時、他の人の打ち出した「疑問」をなぞることで、考えを深めていけることもある。
    本書はそういう意味で、とても助けになってくれる本だった。
    文章は読みやすいので、中学・高校生でも読み通せると思う。

    著者の6つのテーマのたてかたはユニークだ。
    トイレに行くことも権利、睡眠をとることも権利。という、身近すぎて疑問を抱かなかったことに気づいたり、また公害病やハンセン病などのテーマについては、改めて考えるところがあった。

    取材にもとづく「証言」や、実際に書かれている条文を引用として盛り込んでいるので、身近な疑問を考えることから初めて、社会問題につなげていくことができると思う。

    こういう本はもっと沢山読みたいな、と思った。

  • 316.1 / 権利 社会問題 /

  • 社会に対して論理的で感情もある提言をするチキさん、やっぱり好き!話題となるテーマも生活に根差したもので読みやすかった。子育ての話はチキさんの怒り具合につい笑っちゃったなぁ(笑)

  • これからを生きていく上で、どんな権利に対して無意識でいるか考えさせられる。
    声高に叫ぶためではなく、個々の意識に問いかけるための、権利。

  • 20160112 排泄権は面白かった。男女平等と言われるけど、トイレの数は平等ではなく女性のほうが多い構造で良い。

  • 「なんとかなる社会」、その通りだと思う。人は常に正しく多数派の位置に存在出来るとは限らない。弱い立場、少数派の立場に立たねばならなくなった時に、糾弾されたり廃除されたりしない社会であってほしい。

  • やたらと引用ばかりで、目新しいプロットもなし。
    「社会問題を読み解く6つの講義」と銘打たれているが、どの「講義」も「講義」と呼べるレベルにはない。
    買わなきゃよかった。

  • 縁を切る権利なんてのは、これからの時代あってもよさそうな気がする。これができればDVやストーカーから逃げられそうだし。

  • ○評論家・編集者の荻上チキ氏の著作。
    ○日常生活における様々な不都合・不合理を解決するため、新たな権利の設定というテーマで、社会問題を明らかにしている。
    ○本書中には、数々の差別が登場するが、どれも社会の陰に隠れがちで、“フツー”の生活をしていると気がつかないことばかり。そのような陰の部分を積極的に明らかにしているという点で、本書は大変貴重。
    ○極めてリベラルな立場からの主張であり、思想が異なる人には受け入れにくい部分もあるかと思うが、実際の差別・被差別の事案といった社会問題を知るという意味でも、ぜひ読むべき作品。

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未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義 (NHKブックス)の作品紹介

私たちをとりまく環境のさらなる情報化により、働き方や暮らし方など生活が様変わりし、生命科学や工学技術の高度な発展により、身体の可能性が塗り替えられる近未来。そんな未来社会で誰もがよりよく生きることのできるように、どのような社会を目指せばいいのだろうか?その旗印となるのが、「権利」だ。さまざまな「あしたの権利」を構想することで、現代社会に正面から向きあう「社会問題入門」登場!

未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義 (NHKブックス)はこんな本です

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