仕事学のすすめ 2009年6ー7月 (NHK知る楽/木)

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著者 : 柳井正
制作 : 日本放送協会  日本放送出版協会 
  • NHK出版 (2009年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784141895237

仕事学のすすめ 2009年6ー7月 (NHK知る楽/木)の感想・レビュー・書評

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  • ↓日経ビジネスオンライン【特別対談】マイケル・E・ポーター氏×柳井 正氏
    http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20091225/211895/?P=1
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    -追記:この本が買えなかった人は「柳井正 わがドラッカー流経営論」で検索をしてみてください。ハードカバーで再販されているようです。
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    NHKでユニクロの柳井さんがドラッカーを語ったときのまとめ本です。

    顧客志向の重要性、機会の追求の重要性、強みを活かしあうことの重要性など、ドラッカーを読み込んでいる人には柳井さんがおっしゃっていることがよく理解できるのではないでしょうか?

    ファーストリテイリングはミッションもしっかりしてますよね。「あらゆる人が良いカジュアルを着られるようにする」「服を変え、常識を変え、社会を変えていく」

    ▽▽
    p21より引用
      哲学的な命題で「誰もいない森で倒れる木は音をたてない」という話がありますよ。これはどんなことが起こったとしても、それを知覚する者がいなければ、何も起こらなかったのと同じであるという意味ですが、商売も同じなんですよ。
      その店や企業が、何をやっているか、何を売っているのかをきちんとお客様に伝えなくては、何も始まらないんです。
    ▲▲

      ユニクロがよく広告をうっているのは上記のような考え方が根本にあるんでしょうね。


      

  • ユニクロ社長の柳井さんと元和田中校長の藤原さんの超豪華二本立てです。
    (もちろん内容も激おもしろです!)

    どうもNHK教育で放送する内容とリンクしているようなので、むしろ番組が要チェックかもしれません。
    *既に何回かは放送済みなようですが・・・

    今回は柳井さんの分。

    フリースの大ヒットとブーム後の危機という天国と地獄を味わいつつも、ユニクロをさらに大きくしている柳井さんですが、困ったときの答えはいつもドラッカーの本に書いてあるそうです。

    内容抜粋を読んで、いいなと思ったらぜひこの本を買うことをオススメします。
    (柳井さんはほとんど本も書いていないので)
    そうすると次にドラッカーの本が読みたくなります。
    自分は存在を知りつつ、(まだ早いか。)と思っていたドラッカーを、すぐにでも読もうと思っています。

    (ちなみに初心者向けは、ドラッカー入門かプロフェッショナルの条件のようです)

    【内容】


    (ユニクロの店長には20代の人たちも多い。人生のピークは25歳くらいだと思っている)
    そんな20代の若者たちにドラッカーを読むように薦めたのも、今自分がわかっていることを彼らの年齢でわかっていたら、もっと成功したはずだと思うからなんです。

    ドラッカーの生き方や考え方を早くに知って、
    社会や企業のしくみや、なぜ私たちは働くのかをきちんと理解しておけば、
    おのずと仕事や人生に対するモチベーションも高まってくるはずです。

    うちの社員だけでなく、日本の若者たちすべてがドラッカーの著書を読んで、
    企業や社会の本質を理解してくれれば、
    もっといい社会が誕生するのではないか-そんなふうにぼくは思っているんですよ。

    (時間は無限ではない)
    最初は何秒かかっても構わないから、全力で走ろうという意思だけは持ってほしい。
    時間を有効に使って効率化をするというのは、「走る」という気持ちを持つことです。
    もちろん最初はできないかもしれません。
    でも自分で「こうしたい、こうできるようになりたい」という目標を持って、最後まで諦めなければ結局は実現する。
    それがプロフェッショナルになるということなんですよ。

    (自分に期待する)
    できなかったことを、できるようにするためには、もっと自分に期待することが大切なんです。
    じぶんに期待するということは理想を持つということです。
    これは若い人に限ったことではありません。
    40歳でも50歳でも。
    自分に期待して謙虚になれば、いくつであっても、できないなんてことはないはずです。

    (オーケストラを目指せ)
    『明日の組織のモデルは、オーケストラである。
    250人の団員はそれぞれが専門家である、それも極めつけの専門家である。
    しかし、チューバだけでは音楽を演奏できない。
    演奏するのはオーケストラである。
    オーケストラは、250人の団員全員が同じ楽譜をもって演奏する』
    (ポスト資本主義社会)

    (企業はお客様のためにある)
    ~つまりはその組織・企業がいったい何を実現するためにこの世に存在しているのか、
    その原点こそが重要なのであって、それがなければ存在している意味さえないと思っているんです。
    ========================================
    藤原さんはリクルートから杉並区の和田中という中学の校長として赴任され、数々の改善を行ったことで有名です。

    (夜スペ(塾の先生が土曜に学校で教える)などは有名だと思います)
    そのほかにも
    ・校庭の芝生化
    ・農業クラブ
    ・図書室の改造・運営
    ・土曜の寺子屋(大学生ボランティアによる補習授業)
    などを実行されたそうです。

    ここで学校というフィールドを考えます。

    教師は保守的だし、教育委員会もいる、うるさい親もいる、なんて改革を止めるような要素ばかりだと思うのです。

    このフィールドでこれだけの改革が実行できたのは、相当リーダーシップがありつつも、
    人を動かすのが桁違いに上手なんだと感じました。

    はっきりいって常人じゃこんなに上手くいくつも変えることはできないと思います。

    世の中スゴイ人がたくさんいますね。

    【内容】

    (思い立ったら始めなさい)
    私が校長に就任したとき、あるベテラン校長からもらったアドバイスは次のようなものでした。
    「はじめの一年は様子をみること。
    でないと、教師がついてこないから。
    だんだん味を出していって4年目で自分の学校経営を完成する。
    だから一般に校長の任期は4年なんだよ」

    冗談じゃないと思った私は、一年目は動くなというタブーをすぐ破り、初年度の1学期だけで10箇所以上の改善を実行しました。

    「学校だよりのカラー化」
    「ホームページの解説」
    「お父さんの話を聞く土曜の会の開催」
    「和田コミュニティ教育基金の開設」
    「和田中[よのなか]科をすべて公開授業に]
    「校庭の一部芝生化の提案」などがそれ。

    世の中は変化し、子供たちは3年で卒業してしまうのだから、いいことはすぐにでも始めたいと思ったのです。

    (プレゼンのコツ)
    人間は自分の頭にあるものに置き換えながら理解しようとする、というのを徹底して意識しながらトークを組み立てることです。

    お客さまの頭の中にないイメージを使って物事をいくら説明しても、実は何も伝わらない。逆に、多少無理やりでも構わないから、お客さまの頭の中にあるイメージを利用しながら、それだけで物事を説明すると納得しやすいのです。

    (組織から個人を動かす)
    組織の側から個人に対し、いい形でベクトルを伸ばせるように促すとすれば、次の3つの条件をそろえたアクションを起こすことが必要となるでしょう。

    ・みんなの目に見えるわかりやすいアクションであること(可視性)
    ・個人としてもぜひやりたいと思えるアクションであること(共感性)
    ・すぐに体を動かせる具体的なアクションであること(運動性)

    この3つの条件のそろった事業やアクションを、景気悪化や競争会社の参入など外敵に対する危機感が出てくるころを見計らって打つのです。

    (これからの若いビジネスマンに求められる力)
    ~それなのに、見通しがきかないことを理由にこの一歩を踏み出せず、ありもしない正解を求めている人が多い。
    会社でも100回会議を重ねているところが多いのですが、さっさと始めて100回修正していったほうが、絶対に「納得解」、つまり状況ごとの「最適解」にたどりつく。

    ~この一歩を踏み出すキッカケを「勇気」と呼ぶのはカッコ良すぎるんですね。求められているのは誤解を恐れずに言えば「無謀さ」ですよ。

    ~私が和田中でやった200近い改革も、「こういうリスクはどうするんですか」という質問にいちいち答えていたら、1つもできなかったと思います。変えることにリスクがないなんて、そんなこと、あるはずないでしょう?

    だから個人の人生の戦略として、ものすごく大事なことを決めるときにも、無邪気になってしまえばいい。

  • 柳井正 藤原和博さんのビジネス論

  • 豪華。書籍一冊の企画にはならないであろう柳井さんのドラッカー話も聞け、藤原さんのビジネス感覚を踏まえての教育への取り組みも聞ける。贅沢。

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